1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

鎌倉、逗子、九十九里…コロナ禍の「海開き」監視員だけ置く海水浴場も

NEWSポストセブン / 2021年6月30日 7時5分

海開きの判断は各所バラバラ(写真は腰越海水浴場)

 営業自粛、酒類提供禁止で人流を抑え込もうとする一方、東京五輪は有観客の開催が既定路線。そんな夏の到来を前に、千葉・神奈川にある多くの有名ビーチは海開き(海水浴場の開設・許可)の判断を迫られる──。

 コロナ禍で最初の夏を迎えた昨年は関東のほとんどのビーチで海開きが見送られたが、今年は一転、多くのビーチで海の家開設が進んでいる。

「悩んだのですが、今年は開設することにしました。お酒も出せることになりそうです」(辻堂海岸で設営にあたる海の家スタッフ)

 藤沢市にある辻堂海水浴場では、7月17日のオープンに向け、設営作業が急ピッチで進められている。

「海の家以外での飲酒の禁止や、会話を妨げるほどの音響の制限など、感染対策には市独自のルールを設けています」(藤沢市職員)

 一方、海開きを断念した自治体も多数ある。藤沢市の隣にある鎌倉市は開設せず、「海の公園」のある横浜市は6月23日の時点で判断を保留しており、現場では戸惑う声も聞こえる。

 千葉県大網白里市の白里中央海水浴場は、海開きはしないが監視員は派遣する。

「開設しなくても海水浴客はやって来る。事故が起こってからでは遅いから、監視員のための小屋を作っているんです」(現場作業員)

 6月21日にまん延防止等重点措置の「措置区域」から「その他区域」に移行した逗子市は、複雑な思いで開設する。

「市民から懸念の声があがっているのも事実です。しかし、管理の目がないと海岸で野放図に遊ぶ方がいるのもまた事実。感染対策に目を光らせるために開設するという側面もあります」(逗子市職員)

 隣接する自治体でも海開きの有無は真っ二つに。五輪同様、心から楽しめる夏ではなさそう。

県外から来訪しないよう呼びかけも

 実際に現地を訪れ、海水浴客を出迎える側や海を訪れている人に、話を聞いた。

・片瀬西浜・鵠沼海水浴場(藤沢市/海開き決定)

 7月3日に海開きの予定で、約20軒の海の家が建設中。「もうすぐオープン。楽しみですね」とスタッフの顔もほころぶ。

・腰越海水浴場(鎌倉市/海開き断念)
 隣接する片瀬東浜海水浴場から徒歩3分の距離だが、鎌倉市の判断で今年も閉鎖が決定。地続きで柵もないため、隣のビーチから人が押し寄せる可能性も。

・片瀬東浜海水浴場(藤沢市/海開き決定)

 江の島弁天橋のたもとから、東京五輪セーリング会場の江の島ヨットハーバーを望むこの海岸には、子ども用の遊具施設が建設中だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング