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64才女性記者、2回のワクチン接種終え「こんなドキドキなかった」

NEWSポストセブン / 2021年7月8日 11時5分

2回のワクチン接種体験を64才オバ記者が振り返る(時事通信フォト)

 新型コロナウイルスのワクチンを打とうと思っているけど、副反応などの不安が拭えないという人もいるだろう。女性セブンの名物アラ還記者“オバ記者”こと野原広子が“ワクチン体験記”を綴る。

 * * *
「ワクチン接種、2回済ませたよ」と言うと、「え~っ、千代田区は早いね」とうらやましがる人と、「えッ! あのワクチン、打っちゃったの?」とドン引きの人と、2つに分かれる。

 私が住んでいる東京・千代田区は人口約6万7000人で、地方でいえば、やっと市になれるレベル。そのぶん住民サービスが行き届いているのか、64才の私は“最年少の高齢者”で、早々と予約ができた。

 とはいえ、そもそも私は注射が大っ嫌い!で、テレビから流れるワクチン接種シーンを目にするだけで生理的にムリ。

 そんなときにネットを開くと、私の気持ちを見透かしたようよ。

《ワクチンは効果がないばかりか、人類滅亡の一里塚。誰かの金儲けの餌食になるだけで、ひどい副反応に苦しむか、または10年後に死ぬよ》といった思わず食いつきたくなるような文面ばかり目に飛び込んでくるんだわ。《治験中のワクチンって、私らモルモットにする気かい?》とかね。

 だけどその一方で、思うわけよ。《日本人特有の同調圧力に屈して打つべきではない》という意見を、医療関係者や介護ヘルパー相手に言えるのかな、と。

 ワクチン接種をもし拒否したらどうなるか。職を手放すことになる人がどれほどいるか。

 厚労省は、「接種を受けることは強制ではありません。しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受けるかたの同意がある場合に限り、接種が行われます」と言っているけど、たとえば医療関係の仕事をしている友人は、「同意なんて、そんなの聞かれもしなかったわよ」と憮然としてたよ。

 ともあれ、それとは別に、私には打つしかない事情があるんだわ。

 6月に入ってすぐ、茨城でひとり暮らしをしている母親(93才)が入院先の医師から「危篤」を告げられたのよ。なんとか持ち直したけれど、会えない日がもう2か月も続いている。

 今年の春、心不全で病院に担ぎ込まれたときに母は、「はぁ、いいよ。オラが行くとこは墓場」と言うから、「母ちゃん、墓場に行くまでには手順ってもんがあんだからな。ちゃんと病院に入院して、それなりの心づもりをさせてからにしてくろ」と言って笑い合ったの。その母の体に温もりがあるうちに「お疲れさま」と言って、先日まで毛染めをしたがっていた頭を撫でてあげたいではないの。そのためにワクチン接種が必要なら、問答無用だよ。

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