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食と健康の専門家が「アイスクリーム」を朝食にすすめる理由

NEWSポストセブン / 2021年7月27日 16時5分

腸内環境を整えるヨーグルトは朝食に最適(写真/AFRO)

 健康な食生活においてとても重要なものが「朝食」だが、農林水産省の調査によれば、朝食を抜く人の割合は年を追うごとに増加しているという。しかし、それでは不健康まっしぐら……なのではないだろうか。食と健康の専門家たちが、健康へと導く“朝食”に推す食材とは?

 朝は時間の余裕がないだけに、朝食は簡単に調理できるかどうかが大きなポイントとなるはず。そういう意味では「卵」は、バタバタした中でも取り入れやすい食材といえるだろう。医学博士の福田千晶さんはこう解説する。

「卵かけご飯、半熟ゆで卵やポーチドエッグなどアレンジ多数で簡単。良質のたんぱく質ゆえ、消化吸収することで内臓を目覚めさせ、体温も上がります。1個食べるだけで体が活動するのにふさわしい状態にしてくれます」

「ヨーグルト」もその手軽さが評価された。果物を加えれば「鬼に金棒」と太鼓判を押すのは管理栄養士の望月理恵子さんだ。

「体内時計をリセットするには炭水化物とたんぱく質が必須ですが、ヨーグルトはその両方を手軽に摂取できる食品の代表。ただしビタミンCと食物繊維はほとんどないのが玉に瑕。キウイフルーツやバナナなどの果物を添えることで補えます。

 特にバナナにはトリプトファンやビタミンB?が多く含まれ、幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』の材料になる。一日を楽しく始めたいならばバナナヨーグルトがおすすめです」

 管理栄養士の清水加奈子さんも「フルーツヨーグルト」の効能に注目する1人だ。

「ヨーグルトは腸内環境を整え、便秘による肌荒れの改善にも効果大。加えて、果物が含有する糖分は血糖値を上げにくく、糖尿病のリスクが低い。なかでも、りんごの皮にはポリフェノールが特に多く含まれるため、丁寧に洗って皮ごとヨーグルトに入れて食べるのがおすすめです」

 加えて、調理の必要がないくオススメなのが、「アイスクリーム」だ。一般的にはおやつに食べる“嗜好品”だが、専門家が票を投じたのはなぜか。

 精神科医の古賀良彦さんが解説する。

「朝に、ひと口大の小さなアイスクリームを2つ被験者に食べてもらい脳波を測る実験をしたところ、覚醒しかつ気持ちが安定していることを表す周波数の高いアルファ波が多く出るという結果が出ました。朝食にアイスクリームを取り入れることで、仕事に臨むのに適した気分をもたらしてくれるといえます」

 朝食は食べたほうがいいとはいえ、食べすぎるのは禁物だ。内科医の谷本哲也さんはこう言う。

「腹八分目が鉄則です。常にお腹が満たされている状態は、人間にとってはむしろ有害です。バランスに気をつけ、少量の食材を多種類摂るよう心がけてください」

 朝食を食べるために早起きしたら、朝日を浴びることも重要だ。内科医の佐々木欧さんが言う。

「体内時計のリセットは、食事だけでなく朝の太陽の光によってもリセットされます。特にステイホームが続くいまは家にいる時間が長く、夜遅くまでパソコンやスマホの画面の光を浴びる人が多い。こうした生活は、体内時計を狂わせ、生活習慣病などさまざまな弊害を生みます。食事と朝日で、正しい体内時計を取り戻してほしい」

 窓から差し込む朝日を浴びながら、「最強の一品」を口に運ぼう。

※女性セブン2021年7月29日・8月5日号

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