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羽生結弦 盟友・内村航平の現役続行宣言が背中を押し、五輪出場決断か

NEWSポストセブン / 2021年8月26日 19時5分

北京五輪へ出場決断か(GettyImages)

「被災地を含めて、いまコロナの状況が大変だと思いますし、少しでもいろんなかたがぼくの演技を見て、前を向くきっかけになったらと思います」

 8月22日、『24時間テレビ44 想い~世界は、きっと変わる。』(日本テレビ系)に出演した羽生結弦(26才)。東日本大震災から10年という節目に披露したスペシャルアイスショーには、多くの人たちへの感謝とともに、自らが滑り続けることへの決意が込められているようだった。

 彼が選んだ1曲目は『ホワイト・レジェンド~白鳥の湖~』。震災後に初めて観客の前で滑った特別な曲だ。そして2曲目は『花になれ』。こちらは2012~13年シーズンのエキシビションナンバーで、

「この歌詞は震災以降、羽生選手がずっと大事にしていたもの。ぜひ10年目の今年に、と選んだようです」(フィギュアスケート関係者)

 会場は、羽生が練習中に被災した「アイスリンク仙台」。1曲目を滑り出したのは、番組のなかで「(震災のとき)あの赤い線のあたりにうずくまっていた」と語ったまさにその場所だった。

「羽生選手はこのアイスショーのために新しい衣装を用意。肩に仙台市と縁の深い見事な藤の花があしらわれているもので、彼がいかに仙台に心を寄せているかがあらわれているデザインでした。

 今回は生中継ではなく収録でしたが、1曲目を滑り出したとき、会場の時計の針が、震災が起きた日付の数字である3時11分を指していたとも囁かれています」(前出・フィギュアスケート関係者)

 羽生の10年の祈りを込めた舞に、多くの人が勇気づけられた。一方で、羽生自身も勇気づけられるメッセージを受け取っていた。

「番組では、平昌五輪で金メダルを獲得しながらも“被災地のために何もできていない”という無力感に苛まれていたという羽生選手が、2015年に仮設住宅で避難生活を送るおばあちゃんたちが開いている裁縫教室を訪れたときの様子も放送されました。大歓迎を受けた羽生選手は、自分のスケートが被災者の活力につながっていることを実感し、心からの笑みを浮かべていました。

 今回は、そのときの被災者のかたがたが登場し感謝のメッセージを送った。羽生選手は本当にうれしそうで、自分が滑ることの意味を改めて実感したようでした」(テレビ局関係者)

 羽生にとって今シーズンは“五輪イヤー”という大事な時期でもある。いまだ半年後に迫る北京五輪の出場を明言していないが、最近、羽生の今後に影響を及ぼすかもしれない盟友の決断があった。東京五輪の鉄棒競技に出場したものの、予選落ちしてしまった体操の内村航平(32才)が8月19日、現役続行の意思を明らかにしたのだ。

「羽生選手も内村選手も五輪で2大会連続で金メダルを獲得しているレジェンドで、2人はとても仲がよく、お互いに尊敬し合う関係。羽生選手は“(大技に)挑戦する内村選手の存在が刺激になっている”と語り、内村選手も“ぼくもすごく刺激をもらってやっている”と話しています。引退が濃厚とみられていた内村選手の決断に、羽生選手は背中を押されているのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

 その内村は、現役続行の理由をこう口にした。

「(東京五輪の)決勝でやりたかった、見せたかったモノを追求するしかないので、やっていくしかない」

 32才になってもなお五輪への心を燃やし続ける6才年上の決断は、北京五輪を控えた羽生の心に、大きく響いているはずだ。

※女性セブン2021年9月9日号

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