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美肌・美髪のための新習慣 「顔は34℃」「髪と体は38℃」で洗う

NEWSポストセブン / 2021年9月6日 16時5分

普段のシャワー時間が老化を招いているかも

 今夏は全国的に猛暑日が続いた。そして暦の上では秋になったいまも、一歩外に出るだけで滝のような汗が流れてくる。その汗を流すシャワーの温度は、ぜひ「ぬるめ」にしてほしい。ほんの1℃の違いでも、あなたの美しさを大きく左右するというのだ。湯は、水より出でて水にあらず。

 屋外ではジリジリと紫外線に焼かれて大量の汗をかき、涼しい室内ではガンガンに効いた冷房に水分を奪われていく。日本の夏は、いつ、どこにいても、肌にとっては悪いことだらけだ。

 にもかかわらず、「冬ほど乾燥しないから」「マスクをしているから」「暑くてだるいから」と、肌や髪の手入れがおろそかになってはいないだろうか。

 パナソニックが20~40代の女性を対象に行ったアンケート調査によると、冬は80%の回答者が保湿ケアを入念に行っているのに対し、夏は40%の人しか保湿をしていないことがわかった。およそ2倍もの人が、夏のケアをサボっているのだ。

 一年で最も重要で、最もおっくうな夏のスキンケアやヘアケアをどう乗り切ればいいのか──答えは、「洗うお湯の温度を下げること」にあるという。

顔の皮膚は体の中でいちばん薄い

 顔の皮膚は、頭皮や体とは比べものにならないほど薄く、ちょっとしたことでダメージを受けやすい。日本化粧品検定協会代表理事の小西さやかさんが言う。

「肌は、ごく薄い層が何重にも重なってできており、そのいちばん外側の角層(角質層)が、紫外線やほこりなどの有害な物質から内側の真皮を守りながら、水分を肌内部にとどめる役割を果たしています。

 論文によると、手のひらの角層が約50層なのに対し、頭皮は約12層、ほおは約10層、ひたいはわずか約9層しかありません」

 顔の皮膚は全身の中で粘膜の次に薄く、弱い。そのため、紫外線やエアコンの乾燥はおろか、顔を洗うためのお湯ですら傷ついてしまうのだ。

「洗顔の際は、体温よりも低く、ほおの温度に近い32~34℃の“冷たすぎない水”が適温です。皮脂は30℃前後のお湯で溶けるので、わざわざ熱いお湯で洗う必要はありません。熱いお湯で洗うと、肌の乾燥を招きます。内部にある『皮脂膜』という、人間が生まれながらに持っている天然の保湿成分が必要以上に洗い流されてしまいます」(小西さん)

 皮脂が気になるなら、熱いお湯で洗った方がいいのかというと、それは大きな間違いだ。むしろ、皮脂が多い人ほど肌は乾燥しきっている。菜の花皮膚科クリニックの菅原由香子さんが言う。

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