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大相撲秋場所の館内販売で人気「北の富士カレー」 監修した本人は「無理には薦めません」

NEWSポストセブン / 2021年9月20日 16時5分

人気の「北の富士カレー」は単品なら400円、セット販売も(パンフレットより)

 大相撲秋場所は、新横綱・照ノ富士が初日から盤石の相撲内容で年6場所制導入以降、5人目の横綱昇進場所での優勝に向かって快進撃を続けファンを沸かせている。両国国技館では観客上限5000人で開催されているが、そうした中でも足を運ぶ相撲ファンのお目当てのひとつが館内で買える相撲グッズである。

 館内の売店には100種類近いオリジナル商品が並び、客席で贔屓の力士が土俵に上がると高く掲げる行司書の「四股名応援タオル」は幕内全力士のものが揃っている。力士の手形とサインが入った色紙、ミニのぼりやストラップなど力士グッズの他、国技館焼鳥、相撲せんべい、角力チョコレートなどが並んでいる。
 
 この売店は国技館の相撲茶屋を運営する国技館サービス株式会社の直営店で、中入りや前半戦後の休憩時間には、トイレに行った帰りに売店に立ち寄る人が少なくない。

 そこで最近注目されているのが、相撲協会直販グッズである。「コロナ禍で観客制限になると、少しでも売上をカバーしようと『相撲土産ワゴン』として協会職員や親方衆がオリジナルグッズのワゴン販売を始めた」(協会関係者)という。

 親方や横綱・大関の似顔絵が描かれたチロルチョコ、炎鵬や宇良など人気力士のイラスト入りの缶タブレッド、応援うちわ、ネックストラップ、クリアファイルといったオリジナル商品が揃っているが、中でも人気なのが『国技館カレー』と『国技館ハヤシ』。「国技館には協会員専用の地下食堂がある。そこで提供されているカレーの味を再現したもので、親方から新弟子まで食べている伝統の味」(若手親方)という。

『国技館カレー』『国技館ハヤシ』の好評を受け、ラインナップの第3弾として秋場所から販売されたのが『北の富士カレー』だ。NHKの専属解説を務める北の富士さんはカレー好きとしても知られ、本人が監修した野菜カレーという。

 北の富士さんはすでに協会を退職しているものの、「北の富士さんといえば辛口解説。辛口カレーの監修にはうってつけだろう」(前出・若手親方)ということで商品化されたらしい。

「プロ野球などでは選手のオリジナルグッズにロイヤリティが発生するが、力士の肖像権はすべて相撲協会に帰属している。手形も印刷するより力士に押させたほうが安くできるという発想でグッズが作られていく。この方針はグッズの需要が爆発的に増えた若貴ブームの時も変わらなかった」(相撲担当記者)

 北の富士さんは中日スポーツに掲載される自身の連載コラムで〈さて、初日から館内で北の富士カレーが発売されました。つい俺のカレーはうまいと自慢したのが悪かった。広報の高崎親方に食い下がられ、とうとう寄り切られました。試食をしましたがまあこんなものでしょう〉と商品を紹介している(9月13日付)。ただ、その味については〈少し甘かったようです〉とも記す。商品の箱には「解説は辛口 カレーはちょっと辛口」とあるが、自身のお手製カレーの味をレトルトで再現するのは難しかったようだ。

〈作った以上は皆さんにぜひ食べてもらいたいと思います。400円は安くないけど高くもない。決して無理には薦めません〉と書き、ロイヤリティが発生するかには触れなかったが、最後に〈それにしても本来は現役の人気力士のカレーを売るべきで、今更私のカレーとはさびしいではありませんか〉といつもの“辛口”で締めくくった。

 レトルト第4弾の商品はグッズ化に足る現役人気力士の名を冠したものになるか、それとも甘口カレーで『舞の海カレー』になるのだろうか。

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