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電撃引退した白鵬の大物支援者が告白「協会の仕打ちは人種差別だ」

NEWSポストセブン / 2021年10月4日 16時5分

 有識者会議は2017年に当時の横綱・日馬富士が暴行事件を起こすなどの不祥事が続いたことを受け、2019年に設置された。提言書では外国出身力士に不祥事が多いため、指導監督の強化が必要といった話が展開されたあと、唐突に「一代年寄の制度不備」の話が登場し、〈協会の定款などにも根拠となる規定はない〉〈公益財団法人としての制度的な裏付けとは整合しない〉などと指摘している。

「白鵬の引退が近いことを見計らったようなタイミングでの発表だった。品格面が問題視されることが多く、“一代年寄に値しない”という意見が協会執行部を中心に根強くあったが、提言書はそうした意向を後押しするものとなった」(担当記者)

 この提言書により、白鵬の悲願とされた一代年寄は絶望的になった。

 実は、白鵬の引退直前、関係者の間で「九州溜会の会長が提言書の内容について八角理事長に異論を述べ、逆鱗に触れて会長を交代させられた」という情報が囁かれていた。

 本誌が林住職に真偽を問うと、会長を退いたことを認め、協会との間で何があったかを告白した──。

「あの組織は終わりです」

 林住職は、「7月の名古屋場所前に私の娘が、白鵬が一代年寄になれないことについて抗議する手紙を八角理事長宛に送ったのです」と明かした。

 それに対する協会の反応は、林住職を驚かせるものだったという。

「すごい返事が来ました。私に九州溜会会長を辞めろと要求してきたんです。手紙はあくまで娘が出したもので、そこに一言だけ“私の父は九州溜会の会長をしています”と書いていた。娘も八角理事長と面識があったのですが、覚えてないかもしれないので自己紹介のように書き加えただけだったのですが……」

 九州溜会は、九州場所の「維持員」の親睦団体だ。維持員は相撲協会のいわば“公式のタニマチ”で、一定額以上の寄付金(維持費)を払い、本場所では土俵下の溜席で競技に立ち合う。地区ごとに分かれており、九州場所の場合は維持員となるのに138万円の寄付(原則、6ケ年分一括納入)が必要となる。協会を支える熱心な好角家が集った団体のトップに退任を求めるとは、ただならぬ事態だ。

「最初は九州場所担当の親方が(九州溜会の)事務局に電話を掛けてきて、“九州場所の開催にあたり、こういう考え方の会長がいるのはまずい”などと言ってきたそうです。その後、7月の名古屋場所中には、協会から文書も送られてきた。八角理事長の代理として事務方トップの主事が差出人で、娘の手紙が“九州溜会の意見なのか、会長個人の意見なのか”を問う内容でした。もちろん、どちらでもない。あくまで娘が自身の考えを書いたものだと、溜会の事務局を通じて説明してもダメでしたね。

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