難病でもないのに都心の大病院に入院すると負担額かさむ例も

NEWSポストセブン / 2013年2月6日 16時0分

 自分や家族が入院することになった場合、誰しもが不安に思うのがその費用だろう。入院費用は「一般病棟入院基本料」がベースとなっており、患者に対して看護師が何人つくかによって、金額が変わる。

  たとえば、患者7人に対して看護師が1人つく場合、1日の自己負担額(3割負担、以下同)は4698円だが、患者15人に対して看護師1人の場合は2835円となる。入院費用を左右する要素で、もう一つ挙げられるのが基本料に上乗せされる「市区町村の別」による地域加算である。

 「経費の地域差を考慮して加算され、1級の54円から6級の9円まである。最大で1日あたり45円の差がつきます」(日本医療事務協会・講師)

  東京都の場合、23区内は一番高い1級で、東大和市と瑞穂町は一番安い6級。仮に1か月入院したとすると、ざっと1300円の差がつく。難病でもないのに、無理して都心の大病院に入院すると、負担額はどんどん大きくなっていくのである。

  脳梗塞や脳卒中で倒れたときのような緊急の入院ではないのなら、入院時期も選んだほうがいい。そうでないと退院時に後悔することになりかねない。

※週刊ポスト2013年2月15・22日号



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