50代でフリーで生き残る割合 「確率の問題として低いのでは…」

NEWSポストセブン / 2013年2月10日 7時0分

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「全国キャンディーズ連盟」代表。高校時代、金沢から全国にコンサート100ステージ見に行った。ファン歴39年。

『盲導犬クイールの一生』や『ジワジワ来る○○』シリーズなどのヒット本を、18年で200冊近く作り続けてきた著述家・編集者の石黒謙吾さん。このたび、『7つの動詞で自分を動かす ~言い訳しない人生の思考法』(実業之日本社)を上梓しました。

 同書はまさに石黒さんの「ザ・仕事術」を網羅した書籍です。仕事は「受動的な“名詞”ではなく、能動的な“動詞”の姿勢で取り組もう!」と提案した石黒さんに、前回は「50歳までフリーで生き残る方法」を聞きました。その中で「貰う仕事ばかりではダメ。自ら作り出そう」「発注主よりも年齢が高くなると仕事が来なくなる」といった発言がありました。その真意はどこにあるのでしょうか。

――さっきの「『貰う』ばかりだと発注する側の年齢を多い越した場合に仕事がなくなっていくものですよ」についてもう少し詳しく教えてもらえますか?

石黒:雑誌の編集者って部署を異動していくものです。今まで一緒に仕事をしていた編集者がまったく別の部署に行ってしまう。編集畑から営業や総務などに移る人もいます。そして自分の担当が異動したあとにもっと若い編集者が来ると、ついつい頼みやすいから自分より若いライターさんに発注していくようになりがち。もちろんよほどの能力があれば別ですが。そうなると、フリーのロートルは新陳代謝的に仕事が減っていきしまいにはなくなってしまうケースも目にしてきました。

 それはライターだけでなく、カメラマン、スタイリスト、ヘアメイクなど、現場仕事をやる人ほど激しいものがあります。ヘアメイクの場合は、特に入れ替わりが激しい気がしますね。大御所にならないとなかなか仕事がない状態になってしまいがち。

イラストレーターはしっかりした実力、画風があれば、どメジャーな人でなくても地道に装画などでいい仕事していますね。イラストレーターってのはライターや編集者と違って「受ける」仕事ですよね。企画をライターや編集者が走らせて、デザイナーと相談して「この本の装丁にはアノ人のイラストがハマる」みたいなことで仕事が発生していく。

自ら仕事を持ち込んで「このイラストに合うムックを作りましょう!」なんてことは現実的ではない。だから、イラストレーターの中には受け続けることで有名になる人もいます。ライターにも書名原稿でそうなっていく人もいますが、イラストレーターのほうがよりその方向が明確ですかね。

――では、50歳で生き残るフリーってどのくらいいると思いますか?

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