フリーランスは「時は金なり」を意識 テープ起こしはするな

NEWSポストセブン / 2013年2月11日 7時0分

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43歳でオーダーした学ラン。裏地は手染めの龍虎。おしなべてアツイモノが好き

「分類王」や「全国キャンディーズ連盟」の代表として知られる著述家・編集者の石黒謙吾さん(51)これまで約200冊の書籍を作ってきました。このたび、いかに能動的に動くか――をこれまでの体験から綴った同書『7つの動詞で自分を動かす ~言い訳しない人生の思考法』(実業之日本社)を上梓しました。同書に書かれた言葉がネット上で多くの共感を集めています。

それは、以下の言葉です

「死ぬ間際に『ああ、もっと稼いでおけば良かった』という人はいない。『もっと人の役に立ちたかった』『もっとあの人にやさしくしたかった』 必ずそんな思いがよぎるものだ」 

過去2回にわたって「50歳までフリーランスで生き残る方法」を聞いてきましたが、今回は「いかにして仕事を取っていくか」「“時は金なり”の意識をいかに持つか」について聞きました。

――同世代の他の人の働き方を教えてください。

石黒:たとえば、昔よく『ぴあ』の遊園地ムックを丸々受けてた人は、それがきっかけでジェットコースター専門家になったりしていましたよね。社員として編集者をやっていた人が会社を辞めて自分でフリーペーパーを立ち上げた人もいましたよ。自分のやりたいネタを版元にぶつけて、正社員であろうが外注であろうが、媒体を作ってしまうというのはなんといっても勢いある。これは完全に能動的ですよね。

 とにかく言いたいのは、能動的にやりたい企画を誰かに持っていきましょう、ということ。そうしないとマズいです。もし持って行ってその企画がウケなかったとしても、その相手に「私はこれが好きです」と伝えるか伝えないかでその後が全然違います。「そういえば彼はこれが好きって言ってたな……」なんてことでまた別の機会に連絡があるかもしれない。飲み会で「ほかの人が知らないこんなことに興味ありますよ」を言うのも有効です。

――つまり、言うのはタダだから言うべし、ということですね。

 言わないと、何も飛び出しがなく、誰の目にも届かない。それは行き着くところ、フリーでやるのがしんどくなるのですね。フリーでやる場合は、タイムイズマネーという感覚を自分の中に染み込ませなくてはいけません。金の亡者になるんじゃなくて、コスト感覚を持ちましょうと。

僕は高校に入って以降、親の金はもらっていません。高校の時は、「1時間いくら」みたいな考えはしていませんでしたが、キャンディーズの追っかけで2年で全国100ヶ所回ったのは全部バイトでまかなってました。その後、東京に来て驚異的に忙しい名曲喫茶でバイトをしていた時は、一般的に時給が通常530円くらいのところを600円ももらえました。

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