西友のネットスーパーにDeNA参画 ゲーム依存から脱却目指す

NEWSポストセブン / 2013年3月15日 7時0分

――自社のショッピングモールと西友のネットスーパーは競合しないのか。

「ネットスーパーの事業主体はあくまで西友。ただ、当社のショッピングモールのライバルである楽天はネットスーパーにも力を入れていますし、EC(電子商取引)事業は他社とも協業しながら、より力を入れていく方針です。そもそもDeNAの『e』はECのE。いまはゲーム事業ばかりが注目されますが、もともとECサービスから始まった会社ですからね」

――では、自社サイトとの連携も考えている?

「そうですね。ゆくゆくは自社のショッピングサイトと西友のネットスーパーのユーザーIDを共通化して、利便性をアップさせようと思っています」

――ネットスーパーの顧客を、モバゲーや無料通話アプリ「comm」に引き寄せる戦略は?

「それは今のところ考えていません」

 いまのところモバゲーの課金事業が寄与し、売上高1502億円、営業利益586億円(2012年第3四半期決算)と絶好調なDeNA。だが、「ソーシャルゲームは当たり外れが大きく国内ユーザーの伸びも限定的。ゲーム依存の経営体質からの脱却が急務」(証券アナリスト)との指摘もある。

 ますます注目を浴びるEC事業でどれだけ存在感を示し、安定収益に結び付けられるか。他社ネットスーパーとの連携はその試金石ともなろう。

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