街中をジャグラーが占拠 東京ガス企業CMにまつわるトリビア

NEWSポストセブン / 2013年3月22日 7時0分

 大人しい三毛猫がテーブルに居座ってボールの行方を追う中、ダイニングでジャグリングをしている男の子とお母さん、そのボールが窓から飛び出すと、下で待ち受けていたかわいい女子高生がキャッチしてジャグリングを続けて、そのままバス停へ――一緒に並んでいる人も、乗り込んだバスの中でも、みんなみんなジャグリングをしている。歩行者用信号機の “青の中の人”まで……。

 一体なんの話かというと、東京ガスがYouTubeに公開した、企業CMのオープニングだ。その先の映像も柔らかなジャズが流れる中、画面の中でたくさんのシーンに登場する多くの人にジャグリングされている、赤・青・黄色のボールが行き交う。

 この動画90秒あるのだが、その半分の45秒まで、何の説明もない。普段TVで目にする15秒や30秒のCMで、いろいろな情報を詰め込んだものを見慣れているせいか、企業CMだと思えば思うほど、“何? これ何なんだろう?”という気分になってしまう。ナレーションが入っても、「ネットワークという言葉は、助け合うという意味かもしれない。」といったキャッチコピーなど、シンプルで優しい言葉が詰め込みすぎずに語られ、ゆったり感が漂うのだ。

 今回の映像では、赤いボールが熱、黄色いボールが電気、青いボールがICT(情報通信技術)を表し、熱や電気をICTを使ってネットワーク化し、エネルギーを効率よく利用するシステム「スマートエネルギーネットワーク」の概念をジャグリングを使って表現しているという。

 それにしてもジョギング中の学生に、散歩中の犬を含め、オフィスにいる人やお店で買い物する人など、街中の人がジャグリングしているわけで、どれくらいの人が出演しているのか? など、東京ガスの広告担当者に制作関連秘話を聞いてみた。

「出演者は約130人ですね。撮影は去年の12月中旬から下旬にかけて4日間、都内13か所でロケを行ないました。冬場で日照時間が短い中、多くの場所でロケをする必要があったため、撮影現場は大変でした。

 余談ですが、最初の方から登場する女子高生は『天才てれびくんMAX』でサーカス部にいる、鍋本帆乃香ちゃんなんですよ」

 あぁ。“どこかで見たことがあるなぁ”と思っていた、あのかわいい女子高生は鍋本帆乃香ちゃんだったのか。また担当者は、撮影の様子を以下のように語った。

「朝早くから夜遅くまで、天候が厳しい日もあって過酷な条件だったのですが、参加されたプロジャグラーの方たちが、常に笑顔でパフォーマンスしてくれただけでなく、カメラが回ってない時にも、他の参加者のみなさんに技を披露して盛り上げてくださるなど、大変な中でも明るく活気のある現場でしたね」

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