歌舞伎界キーマン 福助、獅童、橋之助、三津五郎らの秘話

NEWSポストセブン / 2013年3月31日 7時0分

 いよいよ4月2日に開場する新・歌舞伎座。様々なキーマンがいるが、その中のひとりは、中村福助(52才)。

 戦後、女形の最高峰といわれた中村歌右衛門の直系男子で、襲名が近いとの噂も。女形の地位を高めた坂東玉三郎の次を担っていくべき立場にある。弟に中村橋之助。姉は勘三郎さん未亡人の好江さん。勘三郎さんの生前は中村座などでの共演も多かった。若手からは教え上手と評判。飲酒運転で事故を起こしたり、市川海老蔵の長女の名前をブログで明かしたりして芸能ニュースに登場している。前名は児太郎。

 続いては芸能ニュースの常連・中村獅童(40才)。父が歌舞伎をやめていたために後ろ盾がなく、長く下積みをしていた。おじに昭和の大スター故・萬屋錦之介さん(享年64)がいる。歌舞伎の修業が不充分のまま、梨園の外でスターになった。元妻の女優・竹内結子(32才)との間に男児(7才)をもうけたが、2年で破局。

 その後も芸能ニュースをにぎわせ続ける。これまでは勘三郎さんに引き上げられてきたが、今後、後ろ盾になってくれる先輩が誰になるか。スター性に定評があるが、芸としては一本調子が目立ち、歌舞伎では役が限られる。踊りは難しくても、せめて台詞の上達をという声がある。

 中村橋之助(47才)は、妻で元タレントの三田寛子(47才)との間に3人の息子がいるが、学業のほうを優先しているともいわれる。本人はかつて天才子役として評判が高かった。福助と同じく勘三郎さんとの共演が多かったので、中村座がなくなると出番が少なくなるのではと心配される。化ければ歌舞伎界に大きな影響を与えるはず。『熊谷陣屋』の熊谷役、『近江源氏先陣館』の盛綱役など時代物の大成が期待される。

 同世代の勘三郎さんの盟友であり、葬儀では最初に弔辞を読んだのは、坂東三津五郎(57才)。性格は違っても、芸のレベルの高さで通じ合っていた。日本舞踊坂東流家元で、踊りのうまさ、伝承の確かさ、歌舞伎の歴史も見渡す視野の広さを持つ実力派。元妻に、元宝塚歌劇団の寿ひずる(59才)、アナウンサーの近藤サト(44才)、いとこに池上季実子(54才)。寿との間の長男・巳之助(23才)が歌舞伎の道に。城の研究家の顔も。

※女性セブン2013年4月11日号

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