副業する人気企業の社員「会社で人格変えるのは疲れちゃう」

NEWSポストセブン / 2013年5月6日 7時0分

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「2枚目の名刺を持つと人生が好転する」と語る柳内啓司さん

 働き方が多様化している。自由に働く「ノマド」や「フリーランス」が一時ブームとなり、会社員が「社畜」と称される一方で、実際にノマドで働く厳しさも知られるようになってきた。そんななか、会社員でありながら“2枚目の名刺”を持ち、社外でもビジネスを行う人たちが増えている。フリーランスでも会社員でもない、いわば第三の道が、生まれつつあるようだ。

『人生が変わる2枚目の名刺 パラレルキャリアという生き方』の著者である柳内啓司さん(32)は、大手民放キー局に勤めながら、個人活動として、交流会や勉強会を主催している。その柳内さんに、2枚目の名刺を持つ働き方の秘訣を聞いた。

 * * *
――本業だけでもお忙しいと思います。さらに個人活動を行うのは大変なのではないですか。

柳内:いま、会社の仕事は非常に面白くて、充実しています。ですが、会社の看板でやらせてもらっているという自覚はあるんですね。看板なしに自分がどれだけできるかを試したいという気持ちから、個人活動を始めるようになりました。「2枚目の名刺」を持つ生き方と僕は読んでいるのですが、本業以外の活動をする人が、同世代を中心に、増えています。

――本業と2枚目の名刺(個人活動)を両立させるために必要なことは何でしょう。

柳内:本業を第一優先、これが原則です。個人活動の予定を入れた後に、本業の予定が入った場合でも、必ず本業を優先します。本業がベースなので、ここを疎かにすると、全部がだめになる。個人活動を優先させたいと思うようになったら、会社を辞めたほうがいいですね。この原則を守った上で、あとは遠慮せずにどんどんやっています。

――時間管理において気を付けている点は?

柳内:本業・個人活動に限らず、やりたいことからやる、というのが最強のマネジメントだと思っています。やるべきことは、もちろん期限内にやらなくてはいけない。でも、やるべきことに時間をかけすぎたり、そればかりやっていると、やりたいことが回ってこないんです。やりたいことを詰め込んでいくと、整理せざるをえなくなって、おのずと効率が上がります。また、やりたいこと・やるべきことは、to doで並べるのではなく、スケジュールに落とし込むようにしています。やはり時間の締め切りは必要だと思うので。

――本業と個人活動の切り替えは、どうやって行うのですか。

柳内:切り替えという意識はないんです。2枚目の名刺を持つ生き方をしていく上でおすすめしたいのは、“さらけ出していく”ことです。表と裏をなくしていく、あるいは本音と建て前の垣根を薄くしていくイメージです。

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