噂のコーチングダイエット 「脳だますことが大事」と考案者

NEWSポストセブン / 2013年5月11日 7時0分

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ダイエットは「脳だますことが大事」とプロコーチの播摩早苗さん

 ビジネスを成功に導くために、心理学を用いて能力開発を行う「コーチング」。この手法はダイエットにも応用できる、と言うのが『“やせ脳”の作り方 コーチングダイエット』(小学館新書)の著者で、人材開発コンサルタント・プロコーチの播摩早苗さんだ。多くのクライアントをダイエット成功へと導いたメソッド、“コーチングダイエット”について播摩さんに聞いた。薄着になり、体形丸出しになる夏目前の今こそ、肉体改造を!

――コーチングを具体的にダイエットにどう活かしていくのでしょうか?

播摩:ビジネスもダイエットも、課題を持っているのはその人自身。太った理由も、体の状態も人それぞれです。だからまず、障害も理想も明確にして、現状と理想の間にあるギャップを作っている原因をきちっと見つめてから理想に近づけていく。それは、ビジネスで成功するための方法と全く矛盾しません。そのためには“脳をだます”必要があります。

――脳をだますというのは?

播摩:体重管理の最高司令官は、脳なんです。脳の働きは、全自動風呂の水位センサーが湯量に応じた圧力を感知して自動的にお湯を一定量に保つように、願いや意思とは関係なく、体形、体重を設定して調整しているのです。

――脳が決めているんですか!?

播摩:自分で望んでこんな体形でいるんじゃないと思っていても、その体重でい続けようと調整をしているのは脳なんです。例えば、長い間73kgをキープしていた人が3kg減量して70 kgにするよりも、急に5 kg太った人が70 kgに戻すほうが簡単なのです。一気に痩せると一気に戻ろうとしてしまいますが、緩やかに痩せていき6か月維持できれば、その体重を脳が当たり前と思うようになります。つまり理想的なダイエットは、司令官である脳をうまくだましながら、すでに設定されている“肥満度のポイント”を設定し直していくことです。設定できれば体重管理はラクになり、進め方が緩やかになるのでリバウンドがない。あっても少ないわけです。

――頭でわかっていても、くじけてしまう人も多いと思いますが…。

播摩:ダイエットというプロジェクトをチームで進めると考えてみます。チームには3人のメンバーがいます。その3人とは「感情くん」「感覚くん」「理屈くん」です。食べることによる幸福感・充足感を強く求める感情くんと、空腹の苦痛や運動のつらさなど体の不快感を避けようとする感覚くん。この2人の抵抗勢力に対して、意思決定をする役割を担う理屈くんがきちっと向き合っていくことが大事です。2人が何を求めているかを理解し、共感し受け止めてあげる。その上で、3人が合意することができればこのプロジェクトはうまくいくのです。

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