ハイテク化したスマホ型玩具が小学生に人気 LINEごっこも可

NEWSポストセブン / 2013年6月14日 16時0分

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子供用「LINEごっこ」の玩具(LINE TOWN MY TOUCH/タカラトミー)

 スマートフォンの所有率が飛躍的に増加するにつれ、ユーザーの低年齢化も顕著になっている。

 内閣府が3月に発表した「青少年のインターネット利用環境実態調査(平成24年)」では、携帯電話を持っていると答えた子供のうち、スマホを使っていると答えた中学生は25.3%、高校生にもなると55.9%に増える。昨年の同調査ではそれぞれ5.4%、7.2%だったことを見れば、この1年でいかにスマホが普及したかがうかがえる。

 さらに驚くのは、昨年の同調査では0%だった小学生のスマホユーザーが、今年は7.6%もいたことだ。小学校低学年の子供を持つ都内在住の主婦(38)がいう。

「ウチの子供は幼稚園の頃から私の使っていたスマホを器用に使いこなし、無料ゲームのアプリはホーム画面から自分で探して遊ぶほど。そのほか、写真を撮ったり天気予報アプリを毎日チェックしたり……。小学校に入ってからは自分専用のスマホが欲しいとねだられて困っているんです」

 そうかといって、小学生にスマホを持たせてインターネットやSNS、アプリを自由に使わせるには、何重にもフィルタリング(有害サイトアクセス制限)をかける必要が出てくる。そんな親たちの悩みを汲み取って市場を伸ばしているのが、玩具業界である。

 6月15日から東京ビッグサイト(江東区)で開かれる「東京おもちゃショー2013」(東京ビッグサイト)。一般公開に先立ち行われた商談会では、小学生をターゲットにした“スマホ型おもちゃ”が注目の的となっていた。

 おもちゃとはいえ、決して子供だましの商品ではない。セガトイズが7月26日に発売するのは、写真画像の加工やスタンプ機能、メールの送受信、音楽の取り込みまでできる「ジュエルポッドダイアモンド プレミアム」(9240円)。タッチパネル式でピンチアウトで拡大表示もできる本格派だ。

「このシリーズは2010年から発売していて、累計で80万個販売しました。今回はより本物のスマホに近付けた商品。アプリを充実させた『JSポッド(プレミアム)』も同時発売するので、これまで以上にJS(女子小学生)の必須アイテムになってくれたらと思っています」(セガトイズ国内事業部の担当者)

 国内で4500万人を超えるユーザーから支持される「LINE」に目をつけ、8月に“LINEごっこ”ができる専用玩具(LINE TOWN MYTOUCH=ラインタウン マイタッチ/6825円)を発売するのは、タカラトミーだ。

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