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【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い

NEWSポストセブン / 2024年4月22日 7時15分

髪をまとめてリズムに乗って楽しげに歌っている(公式YouTubeより)

 突然の再始動宣言から約1年半。伝説の歌姫・中森明菜(58才)が音楽活動を再開し、完全復活に向けて大きな一歩を踏み出した。恩讐を越えて30年ぶりの“再会”を願う彼女の家族には、いまこそ伝えたいメッセージがあるという。

「歌っている姿を久しぶりに見て『よかった!』としみじみ思いました。彼女は来年、還暦を迎えますが、年齢より若く見えるし、体もよく動いている。一時はずいぶん心配しましたが、すっかり体調もよくなっているようで安心しましたよ」

 弾んだ声でそう語るのは、中森明菜の3才上の兄である。4月3日、YouTubeの公式チャンネル「AKINA NAKAMORI OFFICIAL」で、明菜が往年のヒット曲『TATTOO』のジャズバージョンを披露した。高く結んだポニーテールを小刻みに揺らし、スイングしながら楽しげに歌う姿は、伝説の歌姫の“完全復活”を予感させるに充分な映像だった。

「動画の再生回数は瞬く間に480万回を突破(4月17日時点)。翌週、セルフカバー曲の第2弾として公開された1987年のヒット曲『BLONDE-JAZZ-』も250万回以上再生され、根強い人気と世間の関心の高さを知らしめました」(芸能リポーター)

 一連の動画は5月に明菜がデビュー42周年を迎えるにあたって、5週連続でアップされる予定の特別企画。どの曲をカバーするのかは公開当日まで伏せられているため、動画の更新を心待ちにしているファンは少なくないという。

「明菜さんは、昨年12月にも『北ウイング-CLASSIC-』を歌うモノクロの動画を公開していますが、今回のように鮮明なカラー映像がメディアに流れるのは2014年のNHK『紅白歌合戦』以来、約10年ぶり。7月には都内の会場でファンミーティングを行う予定もあり、公の場に久々に姿を見せることも注目を集めています」(レコード会社関係者)

 2017年末にディナーショーを行ったのを最後に、表舞台から姿を消していた明菜が“再始動”を宣言したのは2022年8月。デビュー40周年の節目に前事務所から独立し、自ら個人事務所「HZ VILLAGE」を立ち上げての再出発だった。

「長い沈黙を破って、ホームページやSNSにメッセージを掲載し、体調と向き合いながらゆっくり歩き出していくことを宣言。同年12月にはファンクラブも開設しています」(前出・レコード会社関係者)

 前出の明菜の兄が語る。

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