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20代女性に「1杯どう?」ナンパし性暴行…創業137年『都寿司』若大将の乱倫の夜 妻の女将が語った“店のこれから”

NEWSポストセブン / 2024年6月19日 18時45分

性的暴行で逮捕された山縣秀彰容疑者(本人FBより)

 東京・日本橋の寿司店「都寿司」の5代目店主・山縣秀彰容疑者(38)が、面識のない20代女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交の疑いで逮捕された。「同意がなかった」と容疑を認めているという。

「警視庁久松署によると、5月10日深夜、山縣容疑者は店の営業終了後に別の店で酒を飲んでいたそうです。女性と一緒に飲もうと考えて、路上で女性に声をかけ、通行中の被害者に『1杯どう?』などと声をかけたが断られて、無理やりわいせつな行為に及んだといいます」(全国紙の社会部記者)

「都寿司」は、明治20年(1887年)創業。140年近い歴史を誇る老舗として、多くのテレビ番組や雑誌に取り上げられる有名店だった。

「老舗の本格的な江戸前寿司なのに、リーズナブルな価格帯でお寿司を提供しています。特に、穴子やホタテ、タコ、エビなどを贅沢に盛ったランチ限定の“にもの丼”(1210円)が名物。テイクアウトメニューにも力を入れており、食通はもちろん、地元の住民にも愛される気さくな雰囲気の店です」(グルメライター)

 5代目店主である山縣容疑者は、先代の急逝により店を継ぐことになった。

「山縣さんは、寿司職人を目指して上京し、20年近く『都寿司』で働いてきました。先代の娘さんと結婚し、“将来の大将”として地道に経験を積んできました。先代はまだまだお元気そうに見えたのですが、2022年に急逝してしまい、山縣さんが看板を継ぐことになりました。

 職人を連れて飲みに行くなど、山縣さんは面倒見の良い温かい人柄なので、“都寿司はこれからも安泰だね”と思っていたのですが……。奥さんも若女将として店に携わっていましたし、店の長い歴史がここで途絶えるのかと不安です」(グルメライター)

「都寿司」の今後はどうなるのか。店主の逮捕がすでに報じられた後である6月19日14時頃に店を訪れると、変わらず営業していた。ランチタイムの終わり時といえど、店は客でにぎわっている様子だった。裏口から出てきたエプロン姿の女将、山縣容疑者の妻は、取材に対して「今後の対応は弁護士に任せています」と毅然とした口調で語った。

「冷やかしの電話なども来ていて、お客さんにも迷惑がかってしまっています。営業は今後も続けていきます」(山縣容疑者の妻)

 きっぱりそう言うと、営業中の店舗に慌ただしく帰っていった。

 先代たちが守ってきた約140年の歴史と寿司の味には罪はない。が、被害者に対する償いは免れられない──。

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