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大谷翔平の“新居報道”で日テレ&フジが出禁 チーム内で相次ぐ空き巣被害、地元ではペット誘拐多発…「犯罪者に標的を提供したようなもの」

NEWSポストセブン / 2024年6月21日 6時59分

 そうした背景とともに勃発した今回の「出禁騒動」。大谷が厳しい処分を求めたのは「大切な存在」である真美子夫人と愛犬のデコピンを守りたかったからにほかならないだろう。

 近年、ロサンゼルスでは増加する集団強盗が社会問題になっている。特に狙われやすいのは富裕層で、メジャーリーガーもターゲット。昨年はドジャースの選手だけで3人が留守中の自宅で窃盗被害にあった。

「そのうちの1人は、ドジャースタジアムの試合を終えて車で帰宅する最中に自宅の防犯アラームが作動。防犯カメラには自宅に侵入して室内を物色する2人組が映っていました。不幸中の幸いで家族は留守でしたが、もし家にいて強盗と鉢合わせていたらと想像するとゾッとします」(前出・在米ジャーナリスト)

 3選手の自宅を襲った犯人グループは現時点で逮捕されていない。日本人もターゲットになった。2021年、ツインズの前田健太投手(36才)のロサンゼルス近郊の自宅に窓ガラスを割って3人組が押し入ろうとしたことがあった。早穂夫人(38才)ら家族は外出中で、大きな被害はなかったという。

 加えて気にかかるのは、近年のアメリカでは身代金を目的とした「ペットの誘拐」が多発していることだ。2021年、レディー・ガガの愛犬のフレンチブルドッグ3匹を散歩させていたペットシッターが銃撃され、犯人が犬2匹を奪って逃走した事件が起きた。

 異次元の富裕層が暮らすアメリカでは、日本では考えられないレベルの犯罪が多発している。いくら用心しても足りない国柄だけに、日本のテレビ局の報道には、現地の警察当局も呆れているという。

「もしかしたら、犯罪集団が近隣住民を装って高級住宅街を物色していたかもしれません。そうした人間に“大谷がここに住んでいる”と教えれば、凶悪犯罪者に標的を提供したようなものです」(現地警察関係者)

 とりわけ心配されるのが、真美子夫人の存在だ。銃社会で生まれ育ったアメリカ人は防犯意識が高いが、大谷の愛する伴侶は日本で生まれ、日本で育った。

「バスケ選手として現役時代の真美子さんは、熱心なファンのSNSにコメントを送るなど、ファンとの距離が近かった。ファンに自分のスマホを渡して写真撮影に応じることもありました。無防備で純粋な部分を持つだけに、犯罪がより身近な社会で、しかも住み慣れないアメリカでの生活には心配が募ります。

 ましてや大谷選手は、自宅に真美子さんとデコピンだけを残して遠征に行くことも多い。野球選手はスケジュールが明白で“遠征中で試合に出ている大谷は自宅にいない”ことは全世界が知る事実なので、自宅に真美子さんとデコピンしかいないときを凶悪犯に狙われたら……。愛する人を危険にさらすフジテレビの報道を、大谷選手が許せなかったのは当然でしょう」(前出・在米ジャーナリスト)

 自分のためではなく、真美子夫人のために声を上げた大谷。そこには、家族を守ろうとする大黒柱としての覚悟が滲んでいた。

(了。前編から読む)

※女性セブン2024年7月4日号

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