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《次回は急展開か》『光る君へ』、今後どうなる?時代劇研究家が注目する3つのポイント

NEWSポストセブン / 2024年7月3日 16時15分

 そして、忘れちゃいけない中宮・定子の兄・伊周(三浦翔平)。

 才色兼備のエリートだったのに、大宰府に流された後、大赦で復帰した伊周は、定子に夢中の一条天皇に取り入ろうとする。伊周は、定子の出産時にわざわざ彰子の入内をぶつけた叔父の道長を恨んでいる様子。その恨みが作用したかは不明だが、一条天皇の譲位後、三条天皇が即位すると、道長はすかさず娘の妍子を中宮にしたものの、内裏が火事で焼失したり、道長もケガをしたりと不幸が続き、ついには神鏡を納めた櫃が奇怪な音を出すなどといったウワサも出たという。

 道長といえば、「此の世をば我が世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば」の和歌も有名で(ちなみにこの歌を記録していたのは、ロバート秋山演じる藤原実資)光り輝くイメージがあるが、骨肉の争い、呪詛、超常現象など、平安時代の陰が見どころになるのは間違いない。

 ゆったりまったりの人物は誰一人出てこない(上地雄輔演じる道長の兄・道綱を除く)平安絵巻は、まだまだ油断できない。

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