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《現在も悲鳴のような鳴き声が響く》元施設関係者が語る絶望の繁殖現場「窮屈なカゴに犬を入れて、ビニール袋で覆ってガムテープで密閉」「死体はゴミに紛れさせ」 トイプーやポメラニアンが犠牲に…動物愛護法違反容疑で埼玉のブリーダー男逮捕

NEWSポストセブン / 2024年7月3日 18時30分

 どれくらいの数の犬を殺していたのだろうか。

「もう凄い数だと思うんですけど。嫌がる人の目の前では殺さなくなったんです。ただ、その人が次の日に行くと同じ状態で死骸だけがあるということが、何回もあって……。どれくらいの期間、渡部がブリーダーをしていたのかが分からないのですが、100匹とかっていうレベルではないくらいの数だと思います。他にも餓死させたりしていましたので……。

 あそこは犬を閉じ込めっぱなしですので、鳴き方が異常です。散歩も無いです。ケージから出すのは交配する時だけですね。子犬が生まれたらオークションに出すんですが、そのための道具のような扱いです」(元関係者)

 犬の死体の扱いも耳を疑うような内容だった。

「死体はゴミと一緒に出してました。業者が取りに来るじゃないですか? 糞尿とかのゴミに紛れて、新聞紙に包んで死体って分からないようにしていました。それだけだと重いから、ふっくら見せる為に上から新聞紙を詰めて、ゴミに紛れて出してた。弔うという考え方は、あそこにはまったくないです」(同)

 取材の終盤、施設の出入り口付近に私服の女性がいた。

「すみません」と記者が声をかけると女性は慌てて、走るように敷地内の奥にある民家のような建物に入っていった──。

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