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《藤沢乳児3遺体》なぜ親子が暮らしていた部屋に…「前の家も異臭で追い出されていた」「息子2人はボロボロの服で…」近隣住民が感じていたAさん一家の異様さ

NEWSポストセブン / 2024年7月4日 20時45分

 また最近の「変化」も気になっていたという。

「このアパートのインターフォンにはカメラがついていないんですけど、最近Aさんの家だけ、カメラ付きのインターフォンに変わったんです。今回の事件と関係あるのかどうなのか……」(同)

近隣住民を困惑させた「異臭騒ぎ」

 この一家について知る別の近隣住民の女性は、「あの一家は、前に住んでいた家も“異臭騒ぎ”で追い出されてるんですよ」と話す。

「今の家のすぐ近所に5人で住んでいたんですが、当時から小学校に通う長男と次男の服がボロボロで、洗濯していないんだろうなと周囲で噂になっていました。一番下の女の子だけは、小ぎれいな服を着ていたんですけど、家は完全にゴミ屋敷の状態だったそうで、大家さんが何度言っても改善されないから追い出されて、このアパートに引っ越してきたと聞いています。

 当時から近所で噂になっていたのは、奥さんのネグレクトですね。奥さんはいつもちょっと派手目のあんまり今風じゃない、ワンピースや短パンをよく着る人で、学校のママともあまりコミュニケーションをとっていなかった。特に次男の子は痩せていて、『ご飯を食べさせてもらってないんじゃないか』と噂されていました」

 またAさんと奥さんの関係についてはこう話す。

「今から10年ほど前、奥さんが自転車で転んだところに偶然、居合わせたんです。『救急車を呼びましょうか』と慌てて声をかけたら『救急車はいい、長男を呼んで!』と怒ったような声で言うんです。旦那のAさんを呼ばないで、長男を呼ぶということは、夫婦間の関係があまり良くなかったのかもしれません」

 Aさんの異様な行動を前出・アパートの住民が指摘していた。

「Aさんはよくお酒を飲む人で、部屋から言い争う声はよく聞こえました。5年ほど前には、『てめえ、コノヤロー』とAさんの大きな声がして、茶碗が落ちて割れるような音がするような喧嘩もあったんです。奥さんが亡くなってからは、子供の姿もほとんど見ません。

 3人の遺体については、娘さんはまだ高校生だから、いくらなんでも娘さんの子供じゃないんじゃないかな。あの子は一家の中ではしっかりしていて、挨拶もできるような子だったから……」

 Aさんの部屋についている換気扇は、3つの遺体が見つかった室内の空気を換気するかの如く、現在も音を立てて回り続けていた。

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