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《練馬・乳児ゴミ箱遺棄》母親の北川望歩容疑者(22)は「メン地下のTO(トップヲタ)」 「出産したことがバレたくなかった」 逮捕時には笑顔も

NEWSポストセブン / 2024年7月4日 22時0分

殺人未遂の疑いで逮捕された北川望歩容疑者(22)

 東京都練馬区のアパート敷地内のゴミ箱の中で、生後間もない乳児が見つかった。産んだばかりの母親が自宅のすぐそばに捨てていたという耳を疑うような事件だ。命に別条はなかったものの乳児は約12時間も放置され、少し状況が異なれば亡くなっていてもおかしくはない、危険極まりない事件である。

「警視庁は7月4日、母親の北川望歩容疑者(22)を殺人未遂の疑いで逮捕しました。北川容疑者は6月20日早朝、自宅マンションの風呂場で出産し、隣のアパートの敷地内のゴミ箱に乳児を遺棄した疑いがもたれています。

 へその緒がついたままの状態で乳児を口の開いたポリ袋に入れ、深さ約60センチほどのプラスチック製のゴミ箱に遺棄して蓋をしていました。本人は、遺棄したことは認めているものの『殺意はなかった』と容疑を一部否認しています。誰を想定しているのかは不明ですが『出産したことがバレたくなかった』とも供述しているといいます。

 遺棄から約12時間後、アパートの住民が泣き声に気づいて110番し、乳児は病院に運ばれました。乳児はまだ入院していますが、命に別条はないということが唯一の救いとも言える事件です」(全国紙の社会部記者)

 乳児が捨てられたアパートの1階を物置として使用している業者が語る。

「事件当日はここに出入りしていなかったのですが、赤ちゃんが捨てられたと聞いてびっくりしています。いつも黒と白のゴミ箱が置かれているのですが、白いほうに捨てられていたそうです」

 白のゴミ箱は警視庁が押収したのであろう。記者が現地で取材をすると、黒いゴミ箱だけが敷地内に置かれていた。捜査関係者によると、北川容疑者は、それぞれ20代の男性1人と女性2人とともに4人で同居していたとみられるという。近隣住民が証言する。

「男性の住んでいる部屋に、彼女と彼女の友達が遊びに来ているものだと思っていました。たまに見かける程度で挨拶することはなかったけど、よく女の子2人で楽しげに話して出ていくのを見かけましたよ。男性は、物腰の柔らかい感じの人です。

 このアパートは作りがしっかりしているのか、普段から話し声や物音は聞こえないし、赤ちゃんを産んだ際の泣き声なども全然聞こえませんでした。住人同士の付き合いもないし、後から事件を知って驚いています」(近隣住民)

 男女で同居していたという北川容疑者。メンバーらは、一体どのような関係だったのか。前出の捜査関係者が明かす。

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