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伊藤英明、毎朝満員電車で愛娘と登園するイクメンの顔 ママチャリで疾走する姿も近所の評判、アメリカ移住で深まった家族の絆

NEWSポストセブン / 2024年7月11日 16時15分

独立後は監督業にも興味を持っているという

 全身黒ずくめの屈強な男が、かわいらしいピンクのレッスンバッグを小脇に抱え、隣を歩く幼子を柔和な笑顔で見守っていた。雨がそぼ降る6月下旬のとある朝。都内の幼稚園に通う長女の手を引いて、ラッシュアワーの電車に乗る姿が目撃されたのは伊藤英明(48才)。7月1日に所属事務所を退所し、独立を発表した人気俳優である。

 2014年に一般女性と結婚し、翌年長男が誕生。2019年7月に長女をもうけた伊藤は、多忙な仕事の合間を縫って育児にも積極的に参加する“イクメン”の顔も持つ。子供の送り迎えは彼にとっては以前から毎朝の日課だったようだ。

「奥さんと、家事と育児を分担して協力体制を取っているそうです。お子さんの送り迎えは伊藤さんの担当で、上の子が幼稚園に通っていた頃は、街中をママチャリで疾走する姿が近所の評判になっていました。高級車で学校に乗りつける芸能人の保護者もいる中で、伊藤さんは満員電車にも乗るし、変装もせずにスーパーにも平気で買い物に行くような人。飾らない性格で仲のいいパパ友やママ友も大勢いるんですよ」(近隣住民)

 20代の頃は夜遊びを繰り返し、ヤンチャで鳴らした伊藤。自ら「デタラメをやることが俳優だと思っていた」と明かしたこともあるが、そんな彼の生活が一変したきっかけは、10年前の結婚と長男の誕生だった。

「お子さんが生まれてすぐアメリカに移住したのも、家族と向き合う時間を作るためだったそうです。幼い頃に慢性腎炎という大病を患った伊藤さんには、自分の闘病のために家族がバラバラになってしまった自責の念があり、もう一度“家族”をやり直したいという気持ちが強いのだとか。2人のお子さんを溺愛する一方で、しつけには厳しく、特に挨拶ができないときはしっかり叱りつけることもあるそうです」(伊藤の知人)

 時には育児方針を巡って夫婦で激しい言い合いになることもあるが、次の日に持ち越さないのが伊藤家のルール。それが家庭円満の秘訣にもなっている。

「夫婦げんかは凄絶で、彼いわく“戦争”だとか(笑い)。でも、お互いに言い合ったらそこで終わり。夫婦仲はよく、アメリカ移住で、家族の絆もいっそう深まったと聞いています」(前出・伊藤の知人)

 アメリカで過ごした経験は俳優の仕事においても大きな刺激となったようだ。事務所から独立した第一の理由は、自身のキャリアを次のステップに進めるためで海外進出も視野に入っている。伊藤は、一から出直す覚悟でさまざまな映画のオーディションを受け、現在は国内でドラマの撮影を行いながら、英会話の特訓に余念がない。

 まだ幼い長女は、俳優の仕事のことを深くは理解していないものの、スクリーンに映るパパが敵と戦うシーンなどは食い入るように見ているという。ドラマ『海猿』(フジテレビ系)では命懸けで人を助ける海上保安官、『劇場版 仮面ライダーゼロワン』では仮面ライダーエデンを演じた伊藤は、娘にとっては最強のボディーガード。頼もしいパパが一緒なら、雨の日の通園もきっと楽しいひとときだったに違いない。

※女性セブン2024年7月25日号

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