1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

【『踊る大捜査線』続編計画】本命は当初から“織田裕二主演による続編” 「柳葉さんがやるなら…」と織田裕二も前向きに検討か

NEWSポストセブン / 2024年7月20日 7時13分

 一部で織田さんがオファーを蹴ってフジと決裂したと報じられましたが、実情は逆のようです。再来年をめどに青島刑事を主役にした続編が製作される可能性は充分にあります」

「現場の気持ちはバラバラ」

 複数のスペシャルドラマや4本の劇場版が製作された『踊る~』シリーズは、東京・お台場にある架空の警察署「湾岸署」を舞台に、本庁と所轄の力関係や、警察官僚が掌握する組織の実態を描いた異色の物語。ドラマ版の最終回は視聴率21%を超え、翌年公開された劇場版も大ヒットを記録した。

「1998年に公開された『踊る大捜査線 THE MOVIE』が興行収入100億円を突破。続く2003年の第2作『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は、前作を大幅に上回る173億円超を記録し、実写邦画としては歴代最高の金字塔を打ち立てました。このときの記録は20年以上が経ったいまも破られていません」(前出・映画担当記者)

 前出の『容疑者 室井慎次』も興収38億円を超え、一連のシリーズを製作するフジテレビにとっては莫大な利益を生みだすドル箱のコンテンツとなった。

「ドラマ版から作品に深くかかわってきたBSフジの亀山千広社長が、今回の『踊るプロジェクト』にプロデューサーとして名を連ねていることからも、フジ側の熱意が伝わってきます。何年もの間、現場を離れていた亀山さんが最新作ではイベントや番宣にも積極的に顔を出している。フジの本業である放送事業が低迷しているいまこそ、“踊るバブル”をもう一度再現したいという思惑があるのかもしれません」(フジテレビ関係者)

 プロジェクトの成功には、青島刑事の存在が欠かせない。織田にとっても『踊る?』シリーズは間違いなくキャリアを代表する作品のひとつ。長年、柳葉との確執が取り沙汰され、そのことが織田が『室井~』に出演しない原因ともいわれてきたが、いまではわだかまりはないという。

「共演NG説が報じられたきっかけは、柳葉さんが2007年に秋田の地方紙のコラムに書いた織田さんとのいさかいでした。無骨なキャリア官僚を演じるために、自分なりに演技を追求していた柳葉さんが、織田さんから『それ違うんじゃない』と言われ、《ぶっちん》ときてしまったそうで、ドラマ版の2話目でプロデューサーに『もうやってられない』、『殉職させてくれ』と嘆願したというのです」(芸能リポーター)

 もっとも、その一件が“室井”の人間形成に役立ったらしく、柳葉は同じコラムで《当時は顔も見たくなかったけど、いまは織田君に感謝です》と明かしている。

「2010年に『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』が公開された際には、舞台挨拶でガッチリ握手しています。お互いに20年以上前のことを引きずるような年齢でもないですしね」(前出・芸能リポーター)

(後編へ続く)

※女性セブン2024年8月1日号

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください