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【『踊る大捜査線』続編計画】柳葉敏郎主演スピンオフに織田裕二と深津絵里がいなかった理由 織田裕二には“心境の変化”も

NEWSポストセブン / 2024年7月21日 6時59分

 今回の『踊るプロジェクト』が始動するまでには紆余曲折があった。何人かのキャストが鬼籍に入り、当時のメンバーが揃わないことから企画が暗礁に乗り上げたこともあったという。

「2012年に『FINAL』が公開される前に、刑事課盗犯係係長を演じた小林すすむさんが病で亡くなり、2018年には映画で公安課長を演じた大杉漣さんが急死しました。スリーアミーゴスとして人気を博した署長役の北村総一朗さんは昨年から闘病生活を送り、芸能活動を休止しています。

 当時のキャストが集まらなければ、続編をやる意味がない。そう考えていた織田さんにとって柳葉さんが新作を撮ったことは大きな意味を持っていたようです」(前出・映画関係者)

 一方の深津は『FINAL』に出演して以降、テレビに出る機会が激減し、この数年は映画出演も数えるほどしか出ていない。

「女優としての目立った活動は2021年の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)程度で、自分のペースで仕事を続けているように見えます。『FINAL』では事故に遭ったすみれが半透明の姿で画面に登場するなど、亡くなったように見える描写があり、ファンの間で物議を醸しました。真相は不明ながら、出演を最後にしたかった深津さんが自ら望んだ演出なのではないかともいわれています。

 いかりやさんの葬儀で無言を貫き、3作目が公開された際には『いかりやさんに褒めてもらいたい』と語っていた彼女にとって『踊る~』シリーズはすでに終わった作品。よほどのことがなければ続編があっても彼女が出ることはない。すみれ役は消えることになるでしょう」(前出・映画関係者) 

 いかりやさんの没後20年を経て再始動した『踊るプロジェクト』。フジがいま全集中しているのは青島刑事の復活だ。織田の自宅には『FINAL』のクランクアップ後から一度も着ていないモッズコートが飾られているという。織田がそのコートに袖を通し、分身である青島になる日はそう遠くないかもしれない。

(了。前編から読む)

※女性セブン2024年8月1日号

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