1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

《私の最初の晩餐》奥田瑛二が忘れられない味 年2回だけのご馳走「ライスカレー」と「豚肉とごぼうのみそ汁」

NEWSポストセブン / 2024年7月23日 11時15分

 学校給食では出なかったので、17才までぼくが知っていたカレーは、おふくろのだけでした。その後、上京してから大学の学食やお店でカレーを食べましたが、やっぱり好きなのはおふくろの味。いちばん気になったのは、東京のカレーがどれも安かったことです。材料やら何やらにお金がかかるから、誕生日とクリスマスしか食べられないと思っていたけれど、どうも違う。

 それで帰省したときに聞いたんです。「どうして、うちではカレー出てこうへんのだで」。すると、おふくろが「うーん」と言葉に詰まって、ほどなく「あかんわ、私が嫌いだで」。ようやく、謎が解けました。

カレー嫌いの母が作る大好きな味レシピ

■豚肉とごぼうのみそ汁
●材料(4人分)


豚バラスライス100g、ごぼう1/4本(80g)、九条ねぎ1/2本、だし3.5カップ、八丁みそ70g

●作り方
【1】ごぼうは5〜6cm長さのささがきにする。九条ねぎは小口切り、豚バラスライスはひと口大に切る。
【2】鍋にだし、ごぼう、豚バラスライスを入れ中火にかける。煮立ったらアクを取り、蓋をしてごぼうに火が通るまで弱火で加熱する。
【3】火を止め八丁みそを溶き入れる。再び加熱し、煮立ってきたら火を止め、椀によそい、九条ねぎをのせる。

●POINT
だしにみそを入れたら、グラグラと煮立たせないように加熱する。

■ライスカレー
●材料(5人分)
豚ロース肉(とんカツ用またはブロック)300g、玉ねぎ大1個(300g)、じゃがいも2個(250g)、水3.5カップ、バター大さじ2、即席オリエンタルカレー(粉末)1袋、ウスターソース適量、塩・こしょう少量、ご飯適量

●作り方
【1】豚肉は2cm角に切り、塩・こしょう少量(分量外)をふる。玉ねぎは1.5cm角に切る。じゃがいもは皮をむき2cm角に切ったら水に2分ほどさらして水けをきる。
【2】鍋にバターを溶かし、豚肉を入れて中火で色が変わるまで炒めたら玉ねぎ、じゃがいもを加え、さらに玉ねぎが透き通るまで炒める。
【3】【2】に水を加えて強火にかけ、煮立ったらアクを取り、蓋をして弱火で具材に火が通るまで15分加熱する。
【4】火を止め、カレー粉末を加えてよく溶かしてから再び弱火で煮込み、塩・こしょうで味を調える。
【5】ご飯を丸い形に抜いて盛り付け【4】のカレーをかけ、お好みでウスターソースをかけていただく。

【プロフィール】
奥田瑛二/1950年、愛知県生まれ。1979年、映画『もっとしなやかにもっとしたたかに』で初主演。1989年『千利休 本覺坊遺文』で日本アカデミー主演男優賞を受賞。1994年『棒の哀しみ』ではキネマ旬報、ブルーリボン賞など8つの主演男優賞を受賞した。

写真/深澤慎平 料理・スタイリング/柳瀬真澄

※女性セブン2024年8月1日号

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください