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男子バレーボール高橋藍、SNSで“高級時計を見せつける”派手な私生活の裏に「バレーを子供にとって夢があるスポーツにしたい」の信念

NEWSポストセブン / 2024年7月26日 7時15分

高橋藍選手

 インスタグラムのフォロワー数は229万人を超え(7月23日時点)、いまやアイドル的な人気を博すバレーボール男子日本代表の高橋藍(22才)。7月26日開幕のパリ五輪で、52年ぶりのメダル獲得が期待されるバレー男子の若きエースである。端正な顔立ちと確かな実力でファンを虜にする彼の日課は、SNSの投稿だ。筋肉質な腕にはめられた高級腕時計がキラリとまぶしい写真を投稿するなど、私物や遠征先の華やかな日常が目を引く。

「腕時計はグランドセイコーのスポーツコレクションで、高いものだと250万円近くします。高橋選手は100万円弱のものを買ったとみられますが、日本の最高級ブランドを着用するあたり、センスが光る。

 開設したYouTubeチャンネルではカラオケで美声を披露したり、ユーザーからの『年下と年上どっちが好き?』や『何フェチ?』といった質問に答えるなど、ここまで赤裸々なファンサービスは昨今のスポーツ界でも珍しい」(スポーツ紙記者)

 一見、派手な私生活を切り売りしているように見えるが、そこに高橋の“バレー愛”が隠されている。

 かつてバレー男子といえば超花形だった。1980年代には川合俊一(61才)が、1990年代には中垣内祐一(56才)が人気を牽引。国際大会のテレビ中継は20%近い視聴率を叩き出し、会場外で選手の出待ちや、追っかけをするファンが後を絶たなかった。

 しかし2000年代に入ると、ジリジリと世界に差を広げられ、五輪出場すら叶わない「暗黒時代」に突入する。1995〜1996年には22万人を超えた国内最高峰リーグ「Vリーグ」の総観客数も、2012〜2013年には12万人まで落ち込んだ。この低迷期にバレーと出合ったのが、高橋だった。

「小学2年生のときにバレーを始めた高橋選手は、運動神経抜群で見たものをすぐにコピーできる、いわゆる天才型です。高校3年生の冬に主将として挑んだ春高バレーで母校を初優勝に導くと、勢いそのままに18才にして日本代表入りを果たしました。この頃から徐々にその名をとどろかせ、ファンも増え始めた。春高バレーでも出待ちをする人たちに丁寧な対応をしていたのが印象的でした」(前出・スポーツ紙記者)

 高校時代から変わらぬ旺盛なファンサービスには、自身がバレー男子の「暗黒時代」を過ごしてきたがゆえの信念がある。

「高橋選手には、『バレーボールを子供にとって夢があるスポーツにしたい』という強い思いがあるそうなんです。インスタでの私物公開や、フォトエッセイを発売するなどの積極的なメディア露出は、バレーに憧れを持ってもらうためにあえて自分に課していること。コート外でも“バレーのためになることなら”と、とことんやり抜くのは鬼メンタルを持つ高橋選手だからこそできることだと思います」(芸能関係者)

 爽やかなルックスに秘めた熱い闘志は、確実に成果を生み出している。高橋を筆頭に、主将の石川祐希(28才)や西田有志(24才)らエース級の選手が揃う国際大会は常に超満員。Vリーグでも今年3月に1試合あたりの観客数で史上最高を更新する9544人を記録した。パリ五輪で念願のメダルに手が届けば、名実ともに「黄金期」の復活だ。

※女性セブン2024年8月8・15日号

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