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カド番大関・貴景勝の年寄株問題 大関陥落なら引退なのか、一門内で「湊川」取得の情報も

NEWSポストセブン / 2024年7月26日 14時45分

 ところが、二所ノ関一門の大関が協会に残れないのは問題だということで、動きがあった。二所ノ関一門で再雇用の参与として協会に残っていた湊川親方(元小結・大徹)が今年の6月30日付けで退職し、貴景勝はその年寄株を入手したとみられている。湊川親方は70歳の定年まで2年あまり残しての退職。二所ノ関一門の大関のために、身を引いたとみられています。体調もあまりよくなかったが、カド番で負け越した場合に貴景勝が即引退を表明するのか、来場所に10番勝って復帰を目指すまでやるのかわからないが、平幕に陥落してまで長く相撲を取り続けることはないのではないか」

 貴景勝は昨年の名古屋場所で全休しながら、翌場所は11勝4敗で優勝という実績がある。ただ、大関在位30場所のうち2桁以上勝利したのは11回だけ。関脇に陥落した霧島が10勝を挙げるのに苦しんでいるように、満身創痍の貴景勝が10番勝つのは厳しいと見られている。相撲担当記者が言う。

「貴景勝は二十山親方だった元大関・北天祐(故人)の次女と結婚し、二十山部屋だった建物で生活している。土俵もそのまま残っており、引退後に部屋を興すことは既定路線。貴乃花親方の弟子として初の部屋持ち親方となり、教えを継承することになる」

 千秋楽まで土俵際の戦いが続くことになりそうだ。

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