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やはり強かった照ノ富士 それでも「親方になれない問題」は解決せず、簡単に引退できない状況…悩み続ける日々

NEWSポストセブン / 2024年7月29日 11時15分

 春日野部屋の岩友親方(元幕内・木村山)が現役親方として亡くなったが、春日野部屋で十両の碧山が『岩友』を継承すると見られている。横綱や大関でも年寄名跡の入手は困難な状況となっている」(協会関係者)

 照ノ富士は横綱経験者に認められる特例があるため、引退後も5年間は現役名で協会に残れる。ただ、それでも厳しい状況なのだという。

「照ノ富士が5年間の特例を使って現役名で協会に残った後、再雇用された伊勢ヶ濱親方から年寄名跡の譲渡を受けることは可能だが、そうなると伊勢ヶ濱親方の70歳で退職するまでは部屋をワンポイントで継承する親方がいないといけない。だが、部屋付き親方の楯山親方(元前頭・誉富士)は“自分は顔じゃない”と固辞している。

 伊勢ヶ濱部屋には預かりという形だが、元横綱・白鵬の宮城野親方もいるわけで、そこで師匠をやりたいと名乗り出る親方はいないのではないか。あとは伊勢ヶ濱親方に再雇用を諦めてもらい、参与として支払われる5年間の給与を支払うシナリオもあるが、定年後も影響力を持ち続けたい伊勢ヶ濱一親方としては飲めない話でしょうね」(二所ノ関一門関係者)

 土俵の上では復活した横綱だが、悩みがなくなることはなさそうだ。

※週刊ポスト2024年8月9日号

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