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《今は表に出たくない》『ラヴ・イズ・オーヴァー』歌った欧陽菲菲の現在 故郷台湾で誓った「復帰への想い」突然、表舞台から姿を消した理由

NEWSポストセブン / 2024年8月1日 18時0分

今も幅広い世代に歌い継がれている『ラヴ・イズ・オーヴァー』

 40年経った今も幅広い世代に歌い継がれ、愛されている『ラヴ・イズ・オーヴァー』。“大人の別れ”を歌った名曲は、桑田佳祐や徳永英明ら多くのトップアーティストがカバーして歌いつがれてきた。

 同曲で、1983年に「第25回日本レコード大賞ロング・セラー賞」を受賞した台湾出身の欧陽菲菲(74)は、独特のハスキーボイスでファンを魅了してきた。しかし、この約20年、日本のステージから遠ざかっている。表舞台からも姿を消しつつある彼女の現在を追うと、意外な復活を遂げていた──。

 台湾出身の欧陽は、1967年に台北市のレストラン・シアター『中央酒店』で歌手デビューし、その数年後に日本のレコード会社にスカウトされて来日。歌唱力とステージでの鮮やかなパフォーマンスで鮮烈な印象を与えた。

「日本語がままならないなか、1971年にザ・ベンチャーズ作曲の『雨の御堂筋』で日本デビューすると、翌年のNHK紅白歌合戦に外国人ソロ歌手として初出場を果たしました。1978年には元レーシングドライバーの式場壮吉さんと結婚しました」(スポーツ紙関係者)

 そして1983年から1987年にかけて大ヒットを記録したのが、『ラヴ・イズ・オーヴァー』だった。

現在の欧陽は何をしているのか

「日本では最近だとデビュー35周年を記念したライブを2006年に行い、2008年には新曲もリリースしていました。中華圏での人気も続いており、2010年には台湾やマレーシアでコンサートを開催しています。しかし、2016年に夫の式場さんが77歳で亡くなると、とてもショックだったようで、それからは積極的に表舞台に姿を現すことはなくなりました……」(レコード会社関係者)

 表舞台から遠ざかった今、NEWSポストセブンが関係者への取材を進めると、欧陽は現在も東京で暮らしていることがわかった。

都内にある中華料理店──。ここは欧陽の実妹が経営している老舗店として知られる。店内には欧陽と彼女の姪で、チェロ奏者で女優のNanaのポスターが貼ってあり、生花が飾られたコーナーには、欧陽が2006年に台湾で行ったコンサートのパンフレットが額縁におさまっている。

「欧陽は週に一回くらい1人で来たり、台湾の友人を連れてきたりしています。お酒は飲まず、だいたい『鶏肉入りコーンスープ』(780円)や、『もやしと豚肉の焼きそば』(1500円)を注文するそうです。

 再婚したという話は聞いたことがありませんが、今は家で運動したり、元気にしているそうです。ただ、『今は表に出たくないみたい』『ゆっくりしたい』と話していたようです」(常連客)

 だが欧陽は2023年、約20年ぶりに輝かしいステージに立っていた。

「欧陽は、昨年7月1日に台湾の国内最大の音楽アワード『第34回ゴールデンメロディーアワード』で特別功労賞を受賞する式典に参加しています。集まった観客を前に『歌を歌うこと、ステージに立ち続ける事はずっと私の夢でした。歌い続けていきたい』などと、3分に及ぶスピーチで感謝の想いを伝えていました。式典では、感謝の気持ちを表した曲『感恩的心』の一部をアカペラで歌いました。本人は『日本に来てから50年、ようやく台湾でも認められて本当にうれしい』と、よろこんでいたそうです」(前出・レコード会社関係者)

 現在も「復帰に向けて野菜多めの食事で、健康に気をつけている」(親しい知人)そうで、今後が期待される欧陽。ファンは“あなたの歌声を忘れはしない”。

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