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【8.6中核派VS広島県警】原爆ドーム前でオールナイトの怒鳴り合い 強制排除できない機動隊は列を作って手招き 中核派はスクラム組んだり座り込んだりして無視… 若い活動家女性は「警告を繰り返しながらも、私たちに指一本触れられなかった」と高々に“勝利宣言” 近隣住民「こんなことが許されていいものなのか…」

NEWSポストセブン / 2024年8月6日 17時45分

 午前5時ごろ。横断幕やのぼり旗を持ち、腕を組んで壁を作る中核派の活動家らに警察と市の職員は声をかけはじめた。これと前後して、ヒートアップする中核派。

「右翼は出ていけ」「警察の手先!」「帰れコラ」「お前らに平和公園は蹂躙させない」(中核派)

 市の職員が周囲をぐるぐる周りながら、移動を頼むも、活動家は聞く耳を持たない。

 県警は「公園内に滞留する君たちに広島市長からの要請に基づき警告する。公園管理業務の妨害になっている。ただちに退去しなさい」などとスピーカーを通して訴えるも中核派は一顧だにしない。迷惑行為を禁じる条例に違反しているとして過料5万円になると行政側が訴えると、「路上喫煙も5万円だが、実際に払うのは1000円だ」といった謎の反論も聞かれた。いつまで経っても止まないシュプレヒコール。

「座り込み排除を許さないぞ」「警察は帰れ」「核戦争を許さないぞ」「イスラエルを式典に呼ぶな」「岸田を式典に呼ぶな」「広島長崎を繰り返すな」──あたりが徐々に明るくなり、中核派のメンバーの表情が分かるようになってきた。老若男女さまざまだが、あまり疲れているようには見えない。近隣住民が嘆息する。

「こんな大きい声で叫ばれると頭が痛くなりますね。戦争反対はもちろん正しいと思いますが、原爆ドームの前でこんなことをして、遺族がどう思うかとかに配慮できないんですかね。こんな行為を許していいんでしょうか」(中年男性)

「結果として、座り込みを予定の時間やりきることで、向こうは“勝利した”と捉えるんでしょうね。相当にイレギュラーなことが起きない限り、こうなると分かっていたとはいえ、このような対応でよいものなのかはよく検討すべきだと考えています」(前出の捜査関係者)

 若い活動家の女性は「指一本触れられなかった」と拡声器で勝利宣言していた。

 原爆が投下された午前8時15分。活動家らは一度騒ぐのを辞め、黙祷を終えると、原爆ドーム前から「わっしょいわっしょい」などと叫びながら、移動する活動家ら。周囲の横断歩道ではぞろぞろ歩く活動家の影響で渋滞などが生じ、なかなか行きたい方向に行けない一般市民であふれていた。

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