1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

《27年続く『踊るさんま御殿』の存在感》 “新人枠”を巡る熾烈な争い「極秘オーディション」の中身 滝沢カレン、丸山桂里奈、Ryuchellさんらを輩出

NEWSポストセブン / 2024年8月19日 7時0分

今年で27年目を迎える『踊る!さんま御殿!!』(同番組HPより)

 スタッフからの熱烈な依頼を受け、40年ぶりにテレビ東京のスタジオ収録番組に臨んだ明石家さんま(69)。昭和、平成、令和とバラエティーの世界を駆け抜ける“お笑い怪獣”のパワーは健在だ。今年で27年目を迎えるさんまMCの人気トークバラエティー番組『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)。同番組はトーク中心で、芸能人や著名人など12人前後のゲストが集まり、身の回りで起きた出来事や過去の体験談を語っていく。ゲストは特定のテーマをもとに集められることも多いが、新人タレントを抱える事務所はさんまの“後光”を求めて熾烈な戦いをしていた──。

 これまで同番組には、大物芸能人やタレントのほかオリンピックメダリスト、活躍したアスリートなど、放送するタイミングで“旬”の人がキャスティングされてきた。

「最近では、日テレを退社した笹崎里菜元アナがKAT-TUNの中丸雄一さんと結婚後に初出演し、昨年は新山千春さんがマッチングアプリで出会った一般男性との結婚を番組で発表しました。また、鈴木奈々さんは2年前に離婚していたことを番組内で打ち明けていましたね。鈴木さんは離婚発表を機に再ブレイクの兆しをみせています」(スポーツ紙記者)

『さんま御殿』で結果を残し、ブレイクする芸能人が多いことから、同番組は業界で「登竜門」的な存在となっているという。同番組は毎回のように“新人枠”があり、そのわずかな席を巡って、水面下では芸能プロダクションの熾烈な戦いが巻き起こっていた。

「『さんま御殿』には、番組本番でさんまさんと初対面する、いわば“チャレンジ席”が存在します。毎週、ゴールデン帯で新人が出演できる番組がほとんどないので、芸能プロにとっては貴重な存在です。その時のテーマにもよりますが、基本的に“チャレンジ席”は毎回1〜2席あるかないかの狭き門で、キャラクターや返しがさんまさんにハマると、番組サイドから何度も声がかかります」(芸能プロ関係者)

 そのわずかなチャンスを掴んでブレイクしたのが、モデルの滝沢カレン(32)、元女子サッカー日本代表の丸山桂里奈(41)、Ryuchellさん(享年27)だった。

「ファッション誌のモデルだった滝沢さんは、ブレイクのきっかけとなった番組に感謝していて、“『さんま御殿』さんが私の親”と話しています。子どもの頃からさんまさんと共演することが夢だったという丸山さんは、2017年に出演を果たし、自分にとって『バラエティーの原点』と言っています」(同前)

 ブレイクのカギを握る“チャレンジ席”は、どうやれば勝ち取ることができるのか。テレビ局関係者が打ち明ける。

「この席に座るためには年に数回のオーディションで選ばれる必要があります。公に募集はされていません。番組側が内々に複数の芸能プロダクションに声をかけて行われます。事務所サイドは事前にアピール部分を記入したアンケートを提出し、当日は3~4人の組に分かれて面接があります。面接室には10人以上のスタッフが並んでいて、1人ずつ自己紹介やアンケートに記入したエピソードを質問されるそうです。

 さんまさんが立ち会うことはありませんが面接でウケると、すぐに連絡がきてスケジュールを聞かれるそうです。ただ、“チャレンジ席”を勝ち取っても、さんまさんにハマらないと再出演まで数年空いたり、2度と呼ばれないケースもあるそうです」

 芸能人の将来を左右する「一席」を巡って、今日も熾烈な席取り合戦がおこなわれている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください