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【パリ五輪・男子高飛込の決勝間近】86歳にして現役指導者・審判員のレジェンドに聞く 体操競技で導入のAI映像判定が「飛込」に使われない理由

NEWSポストセブン / 2024年8月10日 11時2分

 それでも馬淵は、「やはり生まれ変わっても飛込競技に関わりたい」と言う。

「娘と一緒にフィギュアスケートをテレビ観戦していたんですが、娘は“もう採点競技はやりたくない”と言っていました。でも、私はやっぱり飛込をやると思います。昔はなかったですが、2人1組で演技するシンクロ種目も登場したし、20代の頃の体に戻してくれるなら今すぐにでも挑戦してみたい。失敗したら痛いし、怖いし、寒い。大変なスポーツですが、それでも飛込競技は楽しい。もちろん、引退したら審判員もやりますよ。娘からは“変わっているわねぇ”と言われてしまいましたけど(笑)」

(了。前編を読む)

※『審判はつらいよ』(小学館新書)より一部抜粋・再構成

【プロフィール】
鵜飼克郎(うかい・よしろう)/1957年、兵庫県生まれ。『週刊ポスト』記者として、スポーツ、社会問題を中心に幅広く取材活動を重ね、特に野球界、角界の深奥に斬り込んだ数々のスクープで話題を集めた。主な著書に金田正一、長嶋茂雄、王貞治ら名選手 人のインタビュー集『巨人V9 50年目の真実』(小学館)、『貴の乱』、『貴乃花「角界追放劇」の全真相』(いずれも宝島社、共著)などがある。飛込の審判員のほか、野球やサッカー、柔道など五輪種目を含む8競技のベテラン審判員の証言を集めた新刊『審判はつらいよ』(小学館新書)が好評発売中。

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