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《天皇陛下、愛子さまは“コトー先生”ファン》『聖☆おにいさん』、新田次郎、“ジーヴス”…皇族の方々の愛読書

NEWSポストセブン / 2024年8月15日 16時15分

 愛子さまは、2才のときに陛下が撮影されたホームビデオで元気に音読を披露されていた。手元には絵本『うずらちゃんのかくれんぼ』(きもとももこ作)。うずらとひよこが遊ぶ様子が色彩豊かに描かれる名作だ。

「愛子さまはたくさんの絵本に親しまれ、幼少の頃に公開された写真にはほかに『いないいないばああそび』(きむらゆういち・作)、『ぐりとぐらのあいうえお』(なかがわりえこ・作、やまわきゆりこ・絵)などが写っていました。当時皇太子だった陛下が、『はらぺこあおむし』(エリック・カール・作)の劇を鑑賞された際に、“うちの子もこの本が大好きなんですよ”と話されたこともありました」(別の皇室ジャーナリスト)

 絵本の中には、美智子さまから贈られたものもあったという。美智子さまと絵本の馴染みは深く、1992年『どうぶつたち』(まど・みちお・作、安野光雅・絵)の英訳を担当された。その美智子さまは、2018年10月のお誕生日に際して公表された文書に、次のように綴られている。

《読み出すとつい夢中になるため、これまで出来るだけ遠ざけていた探偵小説も、もう安心して手許に置けます。ジーヴスも2、3冊待機しています》

 ジーヴスとは、イギリスの作家・P・G・ウッドハウスの探偵小説に登場する、謎解きが得意な執事の名だ。日本では『比類なきジーヴス』や『ジーヴズの事件簿』のタイトルで販売されている。あれから6年。すでに美智子さまは読み終えられているに違いない。

 一方、上皇さまは魚類学者として論文を執筆された経験があり、2018年に『小学館の図鑑Z 日本魚類館』で、ハゼに含まれるチチブ属について4ページの原稿執筆を担当された。

 学術的な側面で言えば、秋篠宮さまは2000年に鶏の分類や家禽化の歴史などについてまとめた『鶏と人 民族生物学の視点から』を出版されている。同書の挿絵は紀子さまが描かれたものだった。紀子さまも、絵本作家・ビッキー・イーガンの『ちきゅうのなかまたち』シリーズの翻訳を担当されたご経験がおありだ。

 酷暑ゆえ、室内で過ごす時間が長くなりそうなこの夏。冷房の利いた部屋で、皇族の名著と愛読書に読み耽るのはいかが。

※女性セブン2024年8月16・23日号

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