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【旭川女子高生殺害】「顔はかわいいけど性格ブス」同級生が語るA子こと小西優花被告(19)の壮絶な家庭環境と学生時代「高校を辞めて刺青男と交際」「ロッカーをボコボコにして…彼女は見境なく攻撃する」

NEWSポストセブン / 2024年8月9日 16時45分

 一方、小西被告は同級生を自宅に招くこともあったという。

「小西は『お父さんはいない』と言っていて、家にはいつも夜遅くに母親が帰ってきていました。家でうさぎを飼っていて、小西はそのうさぎに『美味しい?』とか言いながら人参を食べさせたりして、とても可愛がっていた。

 でも、お母さんとは些細なことから急に怒鳴り合いをして喧嘩を始めていた。お母さんのことを直接悪く言うことはなかったけど、お母さんは彼氏をコロコロ変えていて、3人の違う男が、小西の母親の彼氏として家にいるところを目にしたことがあります。小西はそのうちの一人のことを『全てが気持ち悪い』と言って、基本的に母親の彼氏とは仲が悪かった」

グレていった小西被告

 シングルマザーという家庭環境で、小西被告はどんどんグレていったという。

「高校に入ってからも小西はすぐにグループを作った。小西とある女子生徒が喧嘩して揉めたとき、小西は対立するグループも女子の教科書とノートを、近くの川に投げ捨てたんです。また一人は小西にロッカーを蹴られまくって、変形したロッカーが開かなくなっていた。小西に問い詰めても『私じゃない』ととぼけるので、皆小西と取るようになった。仲裁に入った先生にタメ口で話す小西の姿も印象的でした。

 高校2年生の時に、彼女が急に学校を辞めたんです。彼女は刺青の入った2、3個年上の男と付き合っていた。その人と付き合いだしてから、タバコを吸ったりお酒を飲んだりしていることは友達から聞きました。

 小西が学校を辞めた1年後くらいに、偶然近所の『ドン・キホーテ』で小西と会ったんです。その時は黒のパーカーにフードをかぶって、下はグレーのスウェット。髪は茶髪に染めていました。中学まではそんなことなかったけど、高校時代からギャルっぽいメイクにしていました。高校を辞めてからはゲーセンで働いたりしていたそうですが……」

 そして彼女は内田被告と信じがたい殺人事件を起こした。

「事件を知って驚きましたが、小西はジコチューで性格も悪かったし、ロッカーをボコボコにする姿を見ていたので、いつかこういうことをするだろうなとは思っていました。あくまで中学、高校生レベルの話ではあるけど、“敵”とみなせば見境なく徹底的に攻撃するタイプだったんです。リコのような年上の人にも怯んだりビビったりする印象はないし、顔が可愛いから年上からチヤホヤされるタイプだった。小西は自分がしたことをちゃんと理解して、罪を償わなきゃいけないと思う」

 小西被告はなぜ凶悪な殺人犯と化したのか。内田被告だけでなく小西被告が法廷で何を話すのか、注目が集まる。

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