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《パリ五輪では7位》競泳・瀬戸大也のアスリート妻はなぜ離婚しないのか?梨園妻・三田寛子と共通する「支える妻」特有の底力

NEWSポストセブン / 2024年8月10日 16時15分

2017年1月14日放送の『サワコの朝』(TBS系)に出演した三田さんは、「私が妻としての仕事で一番大事なのは、切符を1枚でも多く売ること。客席を満員にしなくてはいけないっていう使命が一番」と話していました。興行ですから、やはり数字(売上)は大事、伝統芸能だとあぐらをかいているわけにはいかない、1人でも多くの人に劇場に来てもらいたいという意味でしょう。そのためには、歌舞伎に縁のなかった人に、まず名前を知ってもらう必要があります。

それでは、どうやって知名度を上げるのか。いろいろ方法はありますが、現代はネットニュースで知名度を上げていくという方法があります。はからずも芝翫の不倫により三田さんに注目が集まっていますから、三田さんがテレビに出たり、インスタグラムでマメに息子さんたちの告知をすれば、それがネットニュースになり、息子さんや成駒屋の知名度も上がっていくことでしょう。かつては「夫を支える妻」だった三田さんですが、今や「三人の息子さんもしくは成駒屋を支える母」に変貌を遂げたと言えるのではないでしょうか。もしそうなら、三田さんが離婚をしないのも不思議ではない気がするのです。自分の知名度、注目度を利用して、息子さんに大きなチャンスを与え、立派な歌舞伎俳優に育ってほしい。そう思うなら、三田さん自身が成駒屋を離れること、つまり離婚は得策ではないと考えられます。案外三田さんは達観していて、「夫のことは、もうどうでもいい。ただ、私と子どもに迷惑かけるなよ」の域に達しているのかもしれません。

「支える妻」特有の底力

「支える妻」が夫と距離を取ると、離婚と言われがちです。これは、夫と離れることイコール悪いことと考える人の多さを物語っていると思います。一方、心理学では、人間関係のトラブルは精神的な距離が近すぎるときに生じると言われています。どんなに親しい人でも、越えてはいけない一線があるとして、精神的な距離を取ることを「境界を引く」というそうですが、一般的に女性はこれが苦手で、特に夫や子どもに「やりすぎる」傾向があることがわかっています。『走る!三田寛子400日 中村芝翫襲名の裏側』(BSフジ系)で、三田さんは人に物を頼むことが苦手で自分でやってしまう、つまり背負いすぎてしまうことを指摘されていました。三田さんのように「支える妻」になる人は、もともと気配りがあり、空気を読みすぎるが故にやりすぎてしまうのかもしれません。もしそうなら、別居くらいの距離があったほうが、ちょうどいいのかもしれません(ただ、「やりすぎる」タイプの女性は、夫と距離を取ると、今度はそのパワーが子どもにむかってしまうので注意が必要と言われています)。

 アスリートや歌舞伎俳優の妻は「夫を支えること」が仕事とされ、無理に自分をその枠に当てはめてしまうこともあるかもしれませんが、「支える妻」になる人は、実はとても強い人ではないでしょうか。全体の流れが見えて、かつ細部にも気を配ることができる。相手が何を求めているかがわかるので、今は前に出るべきかそうでないのか、瞬時に判断がつく。

 小さいお子さんのいる優佳さんが競技に復帰したり、オーストラリアに教育移住できたりしたのも、梨園妻を優先してきた三田さんが今も仕事が途切れないのも、「支える妻」特有の底力なのではないかと思うのです。離婚なんていつでもできる。どうか、ご自分の能力をご自分のために使って、活躍していただきたいものです。

 

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