《50歳で取得した運転免許を返納》演歌歌手・水前寺清子78歳、歩行困難に陥った「腰部脊柱管狭窄症」から10年の現在「何もしないことが健康の秘訣」
NEWSポストセブン / 2024年8月19日 15時59分
──頼もしいです。諦めない水前寺さんの姿を見て、震災の被害を受けた故郷・熊本のファンも勇気づけられていると思います。
「2016年の熊本地震には言葉にならないくらいの衝撃を受けました。故郷のシンボルである熊本城の惨状を見て『私の歴史も終わった』と感じました。もちろん支援物資も送らせていただきましたが、歌を通じて元気になってもらうことも私の大きな使命だと思いました。故郷のためならどこででも歌うつもりでした。復興支援のイベントではニューヨークまで行かせていただきました。
私が熊本に住んでいたのは小学校6年生まででしたが、やっぱり生まれ故郷には特別な思いを持っていますね。大好きだった父と母、2人とも東京で亡くなりましたが、『いつかは熊本に帰りたい』という気持ちがあったので、今は熊本に眠っています」
──昨年10月には新宿のライブハウスでバースデー・ライブを開催されました。78歳を迎えても精力的に歌い続ける思いを聞かせてください。
「新しいことに挑戦すること、知らない世界を体験するのがとても楽しいです。ライブハウスなど20代の若い子たちが集まるところで歌うのは物凄く刺激になりますし、ロック音楽にも挑戦しています。
最近はYouTubeやSNSなどにも興味があるのですが、やっぱり年なのか、なかなか思うように行きません(笑)。健康にも気をつけなければいけないと思うのですが、何もしないことが健康の秘訣だと思っています。持病の腰痛も上手く付き合っています」
──今後、描いている夢などありましたら、お聞きしたいです。
「特別ありませんが、これから音楽や歌を学んでいく若者に何かお手伝いができないかと……漠然とですが、思うことがあります。まずは今年の10月15日に『水前寺清子』は満60歳を迎えるので、その記念になる歌を発表したいと思っています」
幸せは歩いてこない、だから水前寺清子は胸を張って、足を上げて今日も歩いていく。
【了。前編から読む】
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
《もうチータは終わった…》デビュー60周年の水前寺清子が激白、演歌の大御所が“歌うこと拒んだ”「大ヒット曲拒否事件」
NEWSポストセブン / 2024年8月19日 10時58分
-
“道の駅の歌姫”不知火鈴香 9・25メジャーデビュー 目指す全国1221カ所制覇 熊本のビッグマミー
スポニチアネックス / 2024年8月17日 5時1分
-
「運転免許証を自主返納した人だけ」が利用できるサービスがあると聞きました。どんなサービスですか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年8月15日 4時30分
-
疲れが出やすいのこの季節は腰痛に注意 まずは手軽にできるセルフチェック!
OVO [オーヴォ] / 2024年8月5日 14時0分
-
当てはまる人はぎっくり腰予備軍?1人でできる簡単セルフチェック
PR TIMES / 2024年8月5日 1時40分
ランキング
-
1裁判長期化の松本人志は復帰してもお笑いの道は難しい さんまタイプで、タモリとは違うスタイル
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月19日 9時26分
-
2杉原杏璃さんは巨乳グラドルから“億り人”に「投資したい人が集えるシェアハウスを、50歳までに建てたい」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月19日 9時26分
-
3辺見えみり 広末涼子ファンクラブ高額会費にチクリ「本当に応援したいのに入れない人いるかも」
スポニチアネックス / 2024年8月19日 15時42分
-
4総裁選メディアジャック→解散総選挙→政権維持…裏金自民のシナリオに加担するテレビ局の罪
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月19日 15時32分
-
5「下品で女性蔑視」フワちゃんの“セクシービデオ転身”報道に批判殺到、関係者も「オファーしない」
週刊女性PRIME / 2024年8月19日 15時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください