1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

【レジェンドOBがプロ野球を斬る】福本豊氏、“今季はボールが飛ばない”を論破「バットの芯に当たってへんだけ。芯に当たった打球は遠くまで飛んでますやん」

NEWSポストセブン / 2024年8月20日 16時15分

 ボクも現役時代はシュートを投げてくる右ピッチャーは、シュートが気になってスライダーでやられるケースが多かった。左の変則モーションの永射保を苦手にしていた左バッターは多かったし、右バッターなら右のアンダースローの山田久志はやりづらかったようです。それでも研究して、球の出所を見ていると攻略することができた。

 ただ、今の選手はデータが多すぎるようにも思うけどね。データというカッコいい言い方をするけど、相手の情報が多すぎることでヤマを張るということにつながっているように思う。シンプルにストライクゾーンの球を振る。強い気持ちで相手ピッチャーに立ち向かい、どんどん自分から仕掛けていく。そのほうがええかもしれへんね。ボールが前からやって来るというのは、昔と一緒なんやから。

(第3回へ続く。第1回から読む)

【プロフィール】
福本豊(ふくもと・ゆたか)/1947年、大阪府生まれ。通算1065盗塁はじめ、先頭打者本塁打43本、通算三塁打115本などの日本記録を作った。阪急ブレーブスに20年在籍し、通算打率.291。最多安打のタイトルを4回獲得している。

※週刊ポスト2024年8月30日・9月6日号

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください