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【MEGA地震予測】日向灘地震発生前日にピンポイント予測を発出した研究者が指摘「警戒すべきは想定震源域だけではない」東北には異常変動が集中

NEWSポストセブン / 2024年8月23日 16時15分

「長期的な『隆起・沈降』では日向灘地震が起きた九州が7月中旬に大きく沈降しましたが、同時期に東北の秋田県と山形県でも顕著に沈降しています。大きな『異常変動』も集中している。南海トラフ地震の想定震源域以上に切迫度が高いと考え、危険度1位としました」

 また、北海道警戒ゾーンでは〈8月28日までにM6.0±0.5〉、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」の対象地域を含む北信越警戒ゾーンでは〈9月4日までにM5.5±0.5〉のピンポイント予測が発出されている。

■首都圏警戒ゾーン

 神奈川県、東京都、千葉県、茨城県の市町村などが巨大地震注意の対象となった。8月9日には神奈川県西部地震(最大震度5弱、M5.3)で首都圏に緊張が走ったが、引き続き予断を許さない状況だという。

「『隆起・沈降』では、7月中旬に千葉県中央部の沈降が拡大・進行しています。静岡県の伊豆半島は、顕著な沈降に加え、異常変動も集中しているため、警戒が必要です」

 九州警戒ゾーンも8日の日向灘地震でまだエネルギーは放出され切っていないと考えられ、引き続き大地震への警戒が必要だという。

 警戒を緩めずリスクに備えることが肝要だ。

※週刊ポスト2024年8月30日・9月6日号

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