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真の国際人を目指すため「正しいカタカナ語」についてテストしてみよう

NEWSポストセブン / 2024年8月24日 16時15分

上司や部下の信頼を失わないように(イメージカット)

 好むと好まざるとにかかわらず、攻撃を受けやすい時代である。コラムニストの石原壮一郎氏が考察した。

 * * *
「ベットでバトミントンの試合を見ながらホットドックとアボガドを食べてたら、うっかり転がり落ちて足を折ってギブス生活になっちゃったよ」

 話の流れ上、やや無理のある状況設定になっている点はご容赦ください。口に出して話す分には、とくに引っかかりなく「ああ、それは気の毒に」と言ってもらえそうです。しかし、仮に同じ文言をXあたりに書き込んだら、おそらくただではすみません。

 カタカナ語警察の人たちがワラワラと湧いてきて「ベットじゃなくてベッドだ!」「バドミントンだ!」「ホットドッグだ!」「アボカドだ!」「ギプスだ!」という厳しいご指摘を受けるでしょう。その手の方たちは「他人の間違い」を見つけると、鬼の首を取ったように興奮します。「人として恥ずかしくないのか!」「よく堂々と道を歩いていられるな」ぐらいの人格攻撃を受ける可能性も大いにあります。

 そんな悲しい事態にならないために、いやSNSで罵倒されるぐらいはご愛敬ですけど、仕事で作った書類に間違ったカタカナ語を書いて上司や部下の信頼を失わないように、ここで「間違いやすいカタカナ語」をチェックしておきましょう。

間違いやすい「カタカナ語」をチェック。どっちが正しい表記か?

 さっそくですが、次の10の組み合わせから、それぞれ「正しい表記」を選んでください。

問1 A.コミュニケーション B.コミニケーション

問2 A.エキシビション B.エキシビジョン

問3 A.パウンドケーキ B.バウンドケーキ

問4 A.プリペイド B.プリペイト

問5 A.ハイブリッド B.ハイブリット

問6 A.シチュエーション B.シュチエーション

問7 A.アタッシェケース B.アタッシュケース

問8 A.アフィリエイト B.アフェリエイト

問9 A.エンターテインメント B.エンタテーメント

問10 A.デッドストック B.デットストック

 それでは、答えを発表いたしましょう。すでにお察しの方もいるかもしれませんが、10問とも「正しい表記」はAです。Bの表記や発音のほうが、もしかしたらしっくり感じられるかもしれません。しかしそっちは、日本語っぽい“訛り”が広まったものです(などと言い切ってはいますが、この手の話は「諸説ある」を前提にお読みください)。

 全問正解の方、おめでとうございます! どこに出ても恥ずかしくない「真の国際人」と言えるでしょう。6~9問正解だった方も、気を落とすことはありません。自分のことを「まあまあの国際人」ぐらいに思ってしまいましょう。

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