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【新ユニット「B.O.C」で還暦超え再デビュー】SAMとDJ KOOが明かす「作曲した恩師・小室哲哉との対話」「ユニット名に込めた想い」

NEWSポストセブン / 2024年8月30日 7時15分

「『FUNKY M』は僕とKOOちゃんがふたりで歌う曲なんです。歌詞からも1990年代の夜の六本木の騒々しい時代感や空気感が感じられる楽しい楽曲だからライブで盛り上がる定番曲にもなってたんです。ある時からKOOちゃんも『踊りたい』って言い出して、わざと間奏伸ばして踊った時もあったんですけど、めちゃくちゃ楽しい空間になったんだよね。それで『FUNKY M』の第二弾みたいな、ネクスト『FUNKY M』的なことをやりたいよねって話して」(SAM)

 SAMのその呼びかけにKOOも乗り出し、自ら週1でダンスレッスンを受けるようになった。「体硬いですからねー。ストレッチの時点で疲れてますよ」(KOO)。還暦を超えたふたりのハングリー精神に満ちたデビュー曲のタイトルは『NARIYAMA NIGHT』。作曲したのは小室哲哉である。

小室哲哉の創作現場に向かうと…

「『FUNKY M』ありきで作る曲だから絶対これは小室(哲哉)さんに作ってほしかった。だから僕とKOOちゃんで小室さんの元に話に行って……。“60歳すぎてもまだ頑張る”とか“まだ現場でやってるぜ”ということを伝えたいというディスカッションをしたんです。そしたら小室さん的には“結構、マジなんだね(笑)”って反応で。だから“もちろんマジですよ!”って言って」(SAM)

 その数日後、KOOの元に「今日の夕方からトラック作ろうと思ってる」と小室からのLINEが届いたという。

「その時は僕ひとりで小室さんのスタジオに向かって、小室さんがトラックを作ってる姿を見るんですけど…まさに僕が30年以上も前に小室さんの元に押しかけ弟子として入ったあの当時がフィードバックするような感じで不思議で刺激のある時間でした」(KOO)

 そうして出来上がったトラックに、今回フィーチャリングで参加するラッパーのRy-laxとDJ CHARIがリリック(歌詞)とフロウ(歌いまわし)を作って加え、最後に再び小室がアレンジする――その工程で完成したのがデビュー曲『NARIYAMA NIGHT』だった。

「めちゃくちゃカッコいいものができた。“いつまでも鳴り止まない”って思いを忘れたくないと改めて思える曲ができた」(SAM)。

「やっぱり今まで聴いたことがないような音色とか、今のTKサウンドが聞こえてくる感じ。みんながワクワクする曲だと思う」(KOO)

 高齢化が進み「人生100年時代」と言われて久しいが、年を重ねるなかで2人の身体にも変化が訪れていたという。そうしたなかで芽生えた、同世代や「Z世代」と呼ばれる若者たちに伝えたい想いとは――。

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