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【全文公開・後編】小泉進次郎氏総裁選出馬で注目 滝川クリステルが取り組む動物愛護運動への疑問点「財団の収支が不透明」「科学的根拠に乏しい主張」

NEWSポストセブン / 2024年9月3日 6時59分

 動物愛護団体の関係者が解説する。

「2019年に法改正が行われたときの環境相は進次郎氏でした。2022年には『悪質な事業者にレッドカードを突きつける』と力強く宣言し、『メスの交配は原則6才まで』、『生涯出産回数は6回まで』などの数値規制を掲げましたが、科学的根拠に乏しく海外の情勢と比べて数字に乖離があるとの指摘もありました。

 中でも、生後56日以下の子犬や子猫の販売を禁じる『8週齢規制』は滝川さんがかねて訴えてきたこと。進次郎氏が首相になれば、彼女の発言力はますます大きくなるでしょうね」

 安倍氏が返り咲いた2012年の総裁選では、妻たちの激しい戦いが展開された。昭恵夫人は夫の地元で出陣式を仕切り、石破茂氏の夫人・佳子さんは応援演説動画をアップ。2018年の総裁選では佳子さん自ら街頭演説に立った。

 IOC総会で流暢なフランス語を披露し“おもてなし”で注目された滝川は強力な戦力となりうるが、進次郎氏は周囲に「政治家の妻だからと言って選挙を手伝わせることはない」と語っているという。

「進次郎氏の地元・横須賀で滝川さんを見た人は皆無。彼女にとっては子供が最優先で、次が動物、進次郎氏のことは後回しにしているのが実情でしょう」(地元関係者)

 もっとも、ファーストレディーとなれば、外遊や被災地の慰問、文化事業の視察や晩餐会の随伴など、果たさなければならない務めが山のようにある。

 昭恵さんは「家庭内野党」を標ぼうし、公の場でも平然と夫の政策を批判したが、滝川はどこまで“滝クリ流”を貫くことができるだろうか。

(了。前編から読む)

※女性セブン2024年9月12日号

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