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パワハラ・おねだり疑惑の斎藤元彦知事 アンケート結果から浮かび上がる自己愛の強さとお約束のカメラ目線

NEWSポストセブン / 2024年9月2日 7時15分

 知事のナルシストぶりはNEWSポストセブンの他の記事にも書かれていた。外見へのこだわりが強く、「化粧室で1時間髪型チェック」「控室がないとSAかコンビニに必ず立ち寄って」という回答が紹介されていた。告発されてからの言動、明らかになっていくエピソードを読むと、斎藤知事は「自己愛」が強い自己愛人格の傾向があったのだろうと考えられる。

 自己愛が強い人というのは、他人よりも自分を優先し、常に自分が正しいと思い込んでいるため、人の意見は聞かず自分勝手に振る舞う傾向が強いという。そのため他人を自分の支配下に置こうとしたり、パワハラなどで他人の感情を操作しようとする。自分のことが大好きなので、注目されたい、承認されたいという欲求が強く、目立ちたがり屋で社交性は高いという特徴を持つ。我慢は嫌い。自分が人より優れていると思い込んでいるため、自分は特別扱いをされて当然という特権意識が強いという。だから問題が起きても自分のせい、自分が悪いとは思わない。

 百条委員会での知事の答弁を聞いていると、どの行為についても自分が悪いとは思っていないらしい。どれも業務上の指導の範囲内という認識でしかなく、部下にとっては”理不尽な叱責”も、知事にとっては「強く指摘した」「大きな声でその旨を伝えた」「私の認識は合理的だった」「適切だった」なのだ。

 カリスマやワンマンと呼ばれる経営者の中には、自己愛の強いタイプが少なからずいると言われるが、それゆえに魅力的な人もいる。しかし知事という立場はオーナー経営者などとは違う。強い自己愛が周囲に悪影響を及ぼすこともあるだろう。次々に出てくる斎藤知事に関するエピソードがどこまで事実なのか、これからはっきりするだろう。

 

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