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《やす子の幼少期》「菓子パン1個」「パンの耳」生活から4億円超えの募金へ…『24時間テレビ』ランナーを務めた強い思い「過ごした児童養護施設に恩返し」「将来は子ども食堂をつくりたい」

NEWSポストセブン / 2024年9月4日 7時15分

「食パンの端、片面が全てミミになっている箇所を15枚ほど入れて、100円で売っています。先日やす子さんがテレビでお話しされて、今日の午前中は2〜3人の方が『番組出てたね!』と言って、買いに来られましたね。

 当時50円だったかどうか今すぐは確認が取れないのですが、そう考えると今は倍額ですね。実はこの食パンの耳は、意外とよく売れる商品でして、売り切れることもよくあります。採算は度外視で売っていまして、買うのはご老人と、やはり学生さんが多いですね。やす子さんも中学校時代に買ってくださったのではないかなと思います」

 2歳の時から母子家庭で育った彼女は、経済的に厳しい生活を強いられていたようだ。働き詰めの母親は家にいる時間が少なく、そのほとんどの時間を妹と過ごした。地元の知人が語る。

「私自身も小さかったので、その時はどういうことかあまり理解していなかったと思うんですが、彼女の夕食に並んだのがお肉が一枚だけとか、お昼に菓子パンが一個だけポンって置かれていたとか、そういった話は聞いたことがあります。

 でも彼女は本当に周りにそういう自分の弱いところを見せないタイプで、気丈な性格でしたね。もともと責任感は強い子だと思いますが、施設に行ってからはよりしっかりしたという印象があります。その頃は妹さんのために飲食店でバイトもしていましたよ」

 やす子は児童養護施設での暮らしについて、会見で「こんな幸せな世界があるのか、こんなに3食食べられる世界があるんだと思って感動しました」と当時の思いを振り返っている。大雨のなか走り抜けたマラソンでは、時間内に81キロを完走し、「マラソン児童養護施設募金」への募金額は4億を超えた。

自身の人生を救った児童養護施設と、全国の子どもたちに笑顔を届けたやす子なのだった。

 

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