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【広尾のマンションで25歳女性が死亡】交際相手が室温めぐり顔を殴るなどの暴行「明るくて良い子」「ギャクセン高くて、学業も優秀だった」同級生らが悲嘆

NEWSポストセブン / 2024年9月5日 18時15分

外傷性ショックにより亡くなった村田結さん(25)

「彼女が倒れて意識がない」──8月30日午前、通報を受けて東京都渋谷区広尾のマンションの一室に警察官が駆けつけると、室内の廊下で村田結さん(25)が倒れており、その場で死亡が確認された。遺体の顔や体にはあざがあった。

「警視庁は翌31日、交際相手でこの部屋に住んでいた増田遼太郎容疑者(25)を傷害容疑で逮捕しました。増田容疑者は村田さんの顔などを殴った疑いがもたれています。2人は3年前にSNSを通じて知り合い、増田容疑者の自宅で半同棲していたようです。

 トラブルになった経緯について『室温をめぐって口論になった』という趣旨の話をしており、容疑を認めています。今後、捜査当局は容疑を傷害致死に切り替えて、捜査を進める方針です」(大手紙社会部記者)

 事件現場は東京メトロ広尾駅から約800メートル西にある高級住宅街の一角にある。同じマンションの住民によると、家賃は「1Kで10万円程度」と相場よりも低めなようだ。

 若い女性が命を落とすほどの暴力とはどのようなものだったのだろうか。また、なぜこのような悲惨な事件が起きてしまったのか。村田さんは千葉県中央部の出身だった。実家の近隣住民は取材にこう話す。

「結ちゃんが生まれた時から知っています。ちゃんと挨拶ができる本当に良い子でしたよ。小学生の頃から『行ってきます!』と元気に挨拶してくれて。私は犬を飼っていたのですが、よく散歩中に会うと結ちゃんが犬を可愛がってくれました。

 最後に結ちゃんに会ったのは正月明けたくらいだと思います。元気? と声を掛けてね、その時は元気そうでした。3人きょうだいで学生の時はお姉ちゃんと同じく音楽を頑張っていたと思います」(近隣の高齢女性)

「結ちゃんは都内の会社に勤めていると、お父さんから聞いていました。少し前にはお父さんが毎朝、駅まで車で送っていましたね。大人になっても『こんにちは』と元気に挨拶をしてくれるので、こんな言い方したら失礼かもしれませんが、親御さんがこんな良い子に育て上げたと感心していたんです。昨日、棺が家に入っていくのを見ました。本当に残念でしょうがありません」(近隣の高齢男性)

 近隣住民は、村田さんについて、一様に「元気な良い子だった」と話す。「フェイクニュースなら良かった」といった悲痛な声も聞かれた。

 中学校時代の友人も村田さんを「明るく良い子だった」と振り返る。

「元気でムードメーカーのような存在でした。クラスが違ったので私はいつも一緒にいるグループというわけではなかったのですが、会えばいつも気さくに話してくれて、笑って冗談を言っていたのを覚えています。結ちゃんは本当にギャグセンが高くて、話していて面白かった。学業の方も成績が優秀だったと記憶しています」(同級生の女性)

「私の1年先輩なのですが、結さんとは中学の吹奏楽部で一緒でした。トランペットで同じパートを演奏していましたが、練習に一生懸命で、ほかの部員たちとの交友関係も良好でした。このような事件に巻き込まれて、本当に悲しい気持ちです」

 村田さんの実家には、玄関先に親族が集まっていた。記者が声をかけ、お悔やみの言葉を伝えると、若い親族の女性の一人は小さな声で「ありがとうございました」と言葉を絞り出していた。

情報提供募集

「NEWSポストセブン」では、この事件に関する情報・タレコミを募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式ツイッター」のDMまで情報をお寄せください。

・情報提供フォーム:https://www.news-postseven.com/information

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