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秋場所の向正面に「溜席の着物美人」が! 盛夏に着る薄物で観戦の理由を本人明かす「異常な暑さで館内の熱気が凄い」「後半戦は単衣にしたい」

NEWSポストセブン / 2024年9月11日 11時15分

 行司も冬は絹、夏は麻の素材の装束を着用しているが、手首までしっかり覆われて刺繍が施された重厚なデザイン。さらに烏帽子もかぶる。背中に“なとり”や“紀文”と書かれた呼び出しの着物も夏用と冬用がある。今年の暑さは異常で、上からスポットライトが当たる土俵上を動き回る行司や雑用をこなす呼び出しにとっては過酷です。特に紋付羽織袴を着て土俵上の取組を見つめる勝負審判は大変だと思います」

 今場所も初日にデヴィ夫人が紫のワンピース姿で向正面の東花道近くで観戦していたし、2日目には向正面の最前列に高須クリニックの高須克弥氏と漫画家の西原理恵子さんがペアルックの白Tシャツで観戦していたことが話題になった。3日目にはタレントの勝俣州和が赤のシャツに短パン姿で溜席に姿を見せていた。

 横綱・照ノ富士が初日から休場し、大関復帰を目指した貴景勝も途中休場となって優勝争いは混沌としそうだが、土俵の周りを彩る親方衆や行司、観客にとっては、暑さのなかで熱い戦いを見つめる日々が続きそうだ。

 
 

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