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愛子さま、日赤への“出社”にこだわる背景に“悠仁さまへの配慮” 「将来の天皇」をめぐって不必要に比較されることを避けたい意向か

NEWSポストセブン / 2024年9月16日 11時15分

上司や同僚との食事会に参加されることもあるという(4月、東京・港区、撮影/JMPA)

 大学卒業をもって皇族としての本格的な始動に期待が集まり、愛子さまのお出ましへの注目度は高い。しかし、ご結婚を機に皇室を離れられる身。暗黙の制約があるなかで、愛子さまは「目立たない皇室のご活動」と「仕事へのまい進」に活路を見出され、孤軍奮闘を続けられている。

 会場で笑顔を見せられる天皇皇后両陛下のお姿を見やり、天皇家の長女・愛子さまはほっとしたような表情を浮かべられた。愛子さまは9月9日、東京ステーションギャラリー(東京・千代田区)で、両陛下と「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」展を鑑賞された。天皇ご一家が会場に姿を見せられたのは夕方4時過ぎのこと。実はこの日、愛子さまは朝9時前から、勤務先の日本赤十字社(以下、日赤)に出社されていた。

「美術展では、レースの袖部分が特徴的なクリーム色のワンピース、パールの装飾品をお召しでした。その装いはオフィスカジュアルではなく、よそゆきのように見えるものでしたから、勤務先から皇居・御所に戻り、着替えてから両陛下と美術展に向かわれたのでしょう。皇室のご活動と日赤の仕事の両立を示すため、ハードスケジュールをこなされています」(皇室記者)

 愛子さまは今年4月、日赤ご就職に際する文書回答の中で、皇室のご活動については《今後は、公的な活動に出席する機会が今までよりも増えることになるかと思います》、仕事については《なるべく早くお役に立てるようになるよう精進したい》と言及された。どちらも嘘偽りのない本音だろうが、ご就職からもうすぐ半年、2つの仕事のバランスに、愛子さまは大変に苦慮されている。

 両陛下は9月12日以降、今年2度目となるご静養のため那須御用邸に入られる。8月のご静養は仕事の都合で見送られた愛子さまも今回は同行され、地元住民らとの交流の機会も設けられているという。前回のように、愛子さまが両陛下とのご静養に行かれないというのはご誕生以来初めてのことで、日赤内にも少なからず戸惑いがあったようだ。

「8月が所属される青少年・ボランティア課の繁忙期と重なるのは確かですが、“愛子さまは本当に同行されないつもりなのか”と不安視する向きも一部にはありました。ただ、愛子さまご本人には一貫して、仕事を優先したいという確固たる意志があったそうです」(日赤関係者)

 愛子さまはご就職に際し、宮内庁を通じて、特別扱いはしないでほしいという意向を日赤側に伝えられたという。その希望通り、ほかの新入社員とほぼ同じように働かれているようだ。

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