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《“偽装辞任”理事のメール入手》NHK「ラジオ中国人不適切放送」で辞めて1週間で再雇用…職場の人間も驚いたメッセージの全容 肩書はエグゼクティブ・プロデューサー

NEWSポストセブン / 2024年9月30日 8時14分

 メールの後半では〈今後できるだけ多くの総支局にお邪魔して、特派員の皆さんの生の声を聞きたいと思っています〉〈先になるかもしれませんが、順次、総支局長の皆さんと日程のご相談をさせていただければと思います〉と綴っている。

「正直、ヒアリングであればリモートでも可能ですし、支局視察も大名旅行にしかならない気がします。今後実際に海外視察が行われるかどうかは不明ですし、傍田氏自身がトラブルを起こしたわけではないですが、引責辞任し理事職を外れたとはいえ、またこういった権限を持つことには疑問が残ります」(同前)

 NHKに傍田氏をめぐる人事等について聞くと、「傍田・前理事は、9月17日付で、契約職員として再雇用しました。肩書は、メディア総局エグゼクティブ・プロデューサーです。今後は、海外特派員としての豊富な経験や知見を活かして、海外総支局の業務の見直しなどに取り組んでもらいたいと考えています」との回答だった。

 なぜNHKは“偽装辞任”と取られるような人事を進めたのか——後編記事では、責任を問われた役員が契約職員となる人事の“前例”や、傍田氏の厚遇などについて詳報している。

(後編につづく)

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