1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

《独自》女優・遠野なぎこが事務所退所&フリーへ「病気があっても笑顔でいられることを伝えたい」元朝ドラヒロインの“新たな挑戦”

NEWSポストセブン / 2024年10月1日 0時7分

フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)

 女優の遠野なぎこ(44)が9月末をもって所属事務所・キャストパワーを退所したことがNEWSポストセブンの取材で分かった。本人はインタビューに応じ、新たな道を歩もうと決めたきっかけや、今後について語った。

 1985年に本名「青木秋美」名義で女優デビューを果たした彼女は、程なく「遠野凪子」に名義を変え、NHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』やTBS系ドラマ『未成年』(ともに1995年)など数々の話題作に出演。1999年にはNHK連続テレビ小説『すずらん』でヒロインに抜てきされた。以降も数多くのドラマや映画、舞台などに出演し、2010年5月からは現在の「遠野なぎこ」名義で活躍を重ねてきた。

 私生活では3度の結婚と離婚を経験。昨年はマッチングアプリを利用した出会いや出来事も発信し、たびたび話題になったが、今年4月には愛猫・愁くんを迎えたことを報告していた。

 遠野は10月1日、自身のinstagramで“ご報告”と題し、「私、遠野なぎこは、契約満了に伴い、2024年9月30日を持ちまして株式会社キャストパワー様との所属契約を終了致しました事をご報告させて頂きます」「今後につきましては、自分自身の足で歩いていく事をベースと致しますが、マネージメント業務においては株式会社楽久縁(代表 手塚久)様と業務提携する事と致しました」などと退所を報告している。退所直前、遠野はNEWSポストセブンの取材に対して、次のように語っていた。

あえて今、フリーになる理由

──事務所を退所し、フリーになることを選んだ理由を教えてください。

「まずは契約満了になったということ。そのタイミングで、芸能の仕事にプラスして、生きにくいと思っている人たちの人生に寄り添うような活動にチャレンジしたいと思い立ちました。私自身、幼少期から親との関係に悩む中で、摂食障害という病気にも15歳の時から向き合い続けてきました。それで、同じ病気に悩む人の話を直に聞いたり、一緒に辛さを分かち合えるような仕事をしたいと思ったんです。

 やり方は今考えているんですが、1人でも多くの人の声を聞き取れるような取り組みをしたい。そのような思いと、知人が力を貸してくださったこともあり、株式会社楽久縁さんに一部業務を委託するという形でフリーとして活動していくことにしました」

──ご体調面も心配の声が上がっています。その中で、新たなチャレンジをする理由は?

「摂食障害のような病気を抱えていても、仕事できてるんだよ、笑顔でいられるんだよという立場でありたいんです。ちゃんと私は生きてるよ、きちんと仕事できてるよってことを、病のリアルを伝えていきたい。そのために、今後も隠し事はしたくないんです。

 隠し事をしないということは、必ずしも私のイメージにプラスに働いてはないかもしれないし、それは私もわかっていますが、この病気のことを伝えるために私は病気になったんだと、そういう使命感もあるんです。だから、この病気と向き合って、隠さず発信しながら、活動を続けていきたいと思っています」

──昨年はマッチングアプリに挑戦したことや、失敗したことも赤裸々に話されていたのが印象的でした。

「あはは、それもこういうことがあるんだよということを真面目に発信したかっただけなんです。ただ隠し事が嫌なんです、どうしても」

──5年間所属したキャストパワーさんにはどのような思い。

「いつでも私の自主性を優先してくださったことに感謝しております」

 遠野の新たなスタートに期待したい。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください